乳がんで闘病中のフリーアナウンサー、小林麻央さんが9月20日までに、自身のブログを更新し、がん告知の経緯や転移について明らかにした。
生検の結果が出るまでの間の心境を「まだ、絶望するな!今こそ、不安をかき消せ!」と思い続けたと記した一方、「95%、癌ですね」と医師に告げられた帰り道で、パスタを食べ「涙を流すには丁度良い味だった。まずい。まずい。。」と心の中で繰り返しながら涙したことを綴った。告知日の時点で判明していた転移は、脇のリンパ節のみだったが、現在は肺や骨などに転移があることも明かした。
また病気について連続更新されているブログでは、診断に至る経緯も詳細に記している。ブログによると、小林さんは人間ドッグで受けた超音波の検査で乳房に腫瘤が見つかった際に医師に「五分五分で癌」と言われていたという。
しかし、その後に受けた超音波やマンモグラフィーによる精密検査では、触診でしこりが確認されたものの、当時授乳中だったために「心配いらないですよ」と言われたと、明かしている。この時小林さん側から生検について提案していたが、不要と言われたという。
精密検査を受けた病院からは「半年後の再検査」を提案されていたが検査に行くことができず、精密検査から10カ月が過ぎた頃に左の乳房にしこりを自分でも確認したという。その後、病院で脇にもしこりがあることがわかり、生検を経て乳がんの確定的な診断を受けたという。