野球の独立リーグ、四国アイランドリーグplusの「高知ファイティングドッグス」は1月9日、アメリカ・大リーグ通算555本塁打のマニー・ラミレス外野手(44)が入団することに合意したと発表した。契約期間と来日日程は協議中という。
ラミレスは、ドミニカ共和国出身で右の強打者として鳴らし、インディアンス、レッドソックスなどでメジャー通算2302試合に出場。本塁打王や首位打者などのタイトルを獲得し、レッドソックスでは2度のワールドシリーズ制覇に貢献した。レイズ時代の2011年、薬物問題などで引退。その後は台湾プロ野球などでもプレーした。
高知は、2016年秋にラミレス側から球団関係者に入団の売り込みがあったのをきっかけに、交渉を開始していた。
ラミレスは球団の公式サイトに「日本でプレーすることを強く希望していました。現役選手としてプレーすることにこだわっているので、高知球団に受け入れてもらって感謝しています。日本でプレーしている事をとても楽しみにしています。ぜひ見に来てください」とコメントした。
また、梶田宙球団社長は「ラミレス選手も日本の野球人口が減っていることを危惧しており、そういった面でも高知だけでなく日本を盛り上げたいという思いも合致しました」などとコメントした。
高知は2016年、元巨人の駒田徳広監督が就任。元阪神の江本孟紀氏が総監督を務めている。
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