パッキャオ、最後の試合を制し引退 今後は政治家に【画像集】

ボクシングで世界6階級制覇を果たしたマニー・パッキャオ(フィリピン)が9日、アメリカ・ラスベガスで引退試合に臨んだ。
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LAS VEGAS, NEVADA - APRIL 09: Manny Pacquiao punches Timothy Bradley Jr. during their welterweight championship fight on April 9, 2016 at MGM Grand Garden Arena in Las Vegas, Nevada. Pacquiao won by unanimous decision. (Photo by Christian Petersen/Getty Images)
Christian Petersen via Getty Images

プロボクシングで世界6階級制覇を果たしたマニー・パッキャオ(37)=フィリピン=は4月9日、アメリカ・ラスベガスで現役最後の試合に臨み、前世界ボクシング機構(WBO)世界ウエルター級王者のティモシー・ブラッドリー(32)=アメリカ=に3-0の判定で快勝して有終の美を飾った。サンスポなどが報じた。

 先にダウンを奪ったのはパッキャオだった。7回、左右のフックを浴びたブラッドリーがリングに手をつき、ダウンを取られた。9回にも、パッキャオを左フックを浴びせてダウンを奪う。パッキャオが優勢に試合を進めたが、判定に持ち込まれ、3人のジャッジともに116-110。パッキャオが引退試合を白星で飾った。

パッキャオは母国・フィリピンで5月に行われる上院選に立候補する意思を表明しており、今後は政治活動に専念する。

 

判定勝ちのパッキャオ「肉体的には続けることができるが…」 今後は政治活動に専念/BOX - スポーツ - サンスポより 2016/04/10 14:21)

試合後、パッキャオは「フィリピンの人のためにやめる。引退?そうです」と明言した

パッキャオの戦績は58勝(38KO)6敗2分け。ブラッドリーは33勝(13KO)2敗1分け1無効試合となった

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