中米ニカラグア政府は9月7日、比較的小型の隕石が6日深夜に首都マナグア郊外の国際空港近くに落下したと発表した。けが人などは出ていない。現地メディアの報道として時事ドットコムなどが伝えた。
近くの住民が地元メディアに語ったところでは、爆発音と共に液体や砂が巻き上げられ、焦げたような臭いが漂った。マナグアの人口は120万人で、あわや大惨事となるところだったが、落下地点が木の茂った場所だったため、これまで人的被害は報告されていない。空港の発着便にも影響は出ていない。
ニカラグア当局者は、落下したのは「2014RC」と呼ばれる小惑星の小さなかけらとみている。米航空宇宙局(NASA)は先週、2014RCが最も近づいた時点で、地球からの距離は約4万キロと予想していた。
(時事ドットコム「首都にクレーター出現=隕石か-中米ニカラグア」より 2014/09/08 14:38)
落下によってできたクレーターは直径約12メートル、深さ約5メートル。ニカラグア政府は国際的な専門家の協力も得て隕石落下の詳細を調査するとしている。
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