どうやらこの熊は大きなチキン(臆病者)だったようだ。
飼い犬のビーグル犬を訓練するために屋外にいたスウェーデン人男性が、突進してきたスカンジナビアヒグマを、脅しの一喝以外には何も使わずに追い払うことに成功した。そして、この短い遭遇は、彼自身と、彼の妻のレナさんの2人によって録画されていた。
「出せる限りの大声で叫びました」と、ラルフ・ペルソンさんは地元紙ヒーラ・ハルシングランドに伝えた。
ペルソンさんは、彼の犬が危険を知らせていた時、イェムトランドの森にいたと話した。彼らは熊を見つけてそれを録画し始めた。だが次の瞬間、木々の間から熊が突進してきたのだ。
わずか数秒のできごとだったが、ペルソンさんは何とか冷静さを保ち、映像が示すように、彼自身をできる限り大きく、うるさく、そして恐ろしいものに見せることができた。
「横たわって死んだふりをするのが、正しいことだとは信じていません」とペルソンさんは話した。彼は以前、鶴が熊を追い払うのを見たことがあるという。
猟師でもあるペルソンさんは、その熊はただ、彼が撮影中に近寄り過ぎていると言っていただけなのだと思うと述べた。
「今回、私は度を過ぎてしまいました」と、彼は新聞に伝えた。「動物には敬意を持たなくてはいけません」。
熊に遭遇した際にとるべき正しい行動は、熊の種類と状況による。熊の生息地に入り込む前に、あなたが遭遇する可能性のある動物について、そして、あなたが殺され、食べられるリスクを最小限にする方法を、必ず学ぼう。
アメリカ合衆国国立公園局が、熊についてのいくつかの基礎知識をこちらに載せている。
この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。
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