消息を絶った北京行きのマレーシア航空機について、オーストラリアのアボット首相は3月20日、人工衛星の画像から、インド洋の南で同機の可能性がある2つの物体が浮いていることを確認したと明らかにした。現場海域に航空機を派遣し、確認を急いでいるという。時事ドットコムなどが報じた。
首相は「信頼できる情報だ」と強調。「この画像を専門家が分析した結果、(マレーシア機に関連する可能性がある)二つの物体が確認された」と述べた。
(時事ドットコム「マレーシア機の残骸発見か=インド洋南部で-豪首相」より 2014/03/20 13:11)
47NEWSの速報によると、オーストラリアの当局者は、マレーシア機残骸の可能性がある物体は、約24メートル。パースの南西2300キロという。
ただし、見つかった物体が残骸かどうかはまだ確認されていないという。アメリカ軍の哨戒機も現場に向かっているという。
物体がマレーシア航空機の残骸(ざんがい)とは確定しておらず、空軍の哨戒機などを投入して、詳細を調べている。米ABCテレビ(電子版)によると、米軍の哨戒機も現場に向かっているという。
ロイター通信などによると、アボット首相は豪議会での答弁で、豪海洋当局が不明機に関連する「新たな信用できる情報」を得たと述べた。マレーシアのナジブ首相にも状況を伝えたという。
(MSN産経ニュース「【マレーシア機不明】「衛星画像に残骸らしき物体」と豪首相、空軍機を急派 豪西部沖に2つ」より 2014/03/20 12:45)
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