今日マチ子さん、ペンネームの由来となった京マチ子さんの死を悼む。「ここまでこれたのはただただオリジナルの圧倒的な輝きゆえです」

高校生のとき、映画「羅生門」に衝撃を受けて翌日の漫画から使い始めたペンネームだという。
Open Image Modal
今日マチ子さんの「百人一首ノート」(KADOKAWA)と、1976年撮影の京マチ子さん(時事通信社)
KADOKAWA / 時事通信社

『センネン画報』や『百人一首ノート』などの作品で知られる漫画家の今日マチ子さんが、5月12日に亡くなった女優の京マチ子さんを公式Twitterで追悼した。

今日マチ子さんは14日の投稿で、このペンネームが生まれたのは高校時代。京マチ子さんが出演した映画「羅生門」を見て衝撃を受けて、翌日の授業に描いた漫画から使い始めたと明かした。

その上で「冗談のような始まりでしたが、描き続け、ここまでこれたのはただただオリジナルの圧倒的な輝きゆえです。そのまばゆさに耐えられる漫画家になれるよう歩んでいきたいです」として、京マチ子さんへの感謝の念を綴っている。