16歳の女の子、スプラッシュ・マウンテンで同性愛をカミングアウト。ママの反応は...(画像)

落ちる瞬間にこんなメッセージを掲げました。

お母さんとアメリカ・カリフォルニア州アナハイムにあるディズニーランドを訪れた16歳のジーナは、とてもユニークな方法で秘密を打ち明けた。彼女が選んだのはスプラッシュ・マウンテンだ。 

スプラッシュ・マウンテンに乗ったことがあればご存知かもしれない。このアトラクションでは、丸太の形をしたボートが最大45度の傾斜でダイブする。そして、その瞬間の乗客の表情を撮影する。ジーナは撮影の瞬間、虹色の文字で書かれた「私は同性愛」というメッセージを掲げた。

写真を見たお母さんはどう反応したのだろう? ハフポストUS版の取材に、ジーナはこう答えてくれた。

ジーナのお母さんは最初、9人が犠牲になった、6月12日のフロリダ州オーランドの銃撃事件の追悼メッセージをジーナが掲げていると思ったそうだ。だけどすぐに、これはジーナなりのカミングアウトの方法だと気付いた。

「私は、座ってじっくり話すタイプの人間ではありません。そしてディズニーランドは、私にとってありのままの自分を受け入れてもらえる場所です。だから、安心して、楽しい方法でカミングアウトするならここだと思いました」

カミングアウトだと気付いたお母さんは、ジーナを抱きしめて「あなたのことを誇りに思う」と話したという。友人や他の家族も(ジーナの父と兄はカミングアウトする前から、ジーナが同性愛だろうと感じていたそうだ)、ジーナをサポートしてくれた。

「家族や友人から、こんなに素晴らしいサポートをしてもらえて、私はとても幸運です。彼らのおかげで、カミングアウトが思っていたよりずっとスムーズにいきました」

ジーナは10代のLGBTに向けてこんなアドバイスをくれた。「カミングアウトには、すごく勇気が必要です。だから、自分がリラックスできるシチュエーションを選び、周りの人から聞かれるかもしれない質問を事前に考えて準備しておくといいと思います。それから、カミングアウトするための心の準備ができているかどうかを知るのは、けっこう難しい。だから準備できているかどうかを、時間をかけて考えたほうがいいと思います」

ハフポストUS版に掲載された記事を翻訳しました。

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