ファッション通販大手ZOZOの前澤友作社長が「総額1億円のお年玉」企画の募集が1月7日、終了した。前澤氏は8日朝9時ごろ、当選者にダイレクトメッセージ(DM)を送ると発表。一方で、企画に「便乗」した偽アカウントから当選DMが届いたとの報告も出ており、注意が必要だ。
前澤氏が1月5日に始めた「総額1億円のお年玉」企画。前澤氏のツイートをリツイートしたフォロワーの中から、100人に100万円ずつ前澤氏個人からプレゼントする、という内容だ。
募集は7日に締め切られ、前澤氏は8日朝9時ごろ、「お年玉企画」の当選者にダイレクトメッセージを配信するとのツイートを投稿。10時半ごろには、70人にダイレクトメッセージを送り終えたと報告した。
このツイートが投稿されてから、Twitterには「お年玉企画に当選した」との報告が相次いだ。
一方で、今回のお年玉企画に便乗した前澤氏の偽アカウントも続出しており、なかには偽アカウントからダイレクトメッセージが届いた、との報告も出ている。
報告の中には住所や銀行の口座番号などを聞きだす内容のメッセージもあり、注意が必要だ。
前澤氏は8日10時半ごろ、「偽 前澤友作からのDMにご注意ください」「名前の横にブルーの認証マークがついている前澤友作のみが本物の前澤友作です」とツイートした。
本物の前澤氏のアカウントには、そのアカウントが「認証済み」であることを意味する青いチェックマークが付いている。
「お年玉企画」Twitterの利用規約には問題なし
総額1億円をかけた、前例のないお年玉企画。前澤氏のツイートは8日11時時点で560万回以上リツイートされ、世界最多を記録した。
一方で1億円を「バラまく」手法には賛否両論の声が上がり、物議を醸している。
ネットなどでは、Twitterの利用規約違反に当たるのではないかとの指摘もあった。Twitter広報事務局は、ハフポスト日本版の取材に対して、「前澤さんのツイートは、Twitterのガイドラインに沿ったもので、特に問題はありません」とコメントしている。