PRESENTED BY エン・ジャパン

金融機関から異業種へ。なぜ、28歳の彼はエムスリーに魅せられたのか。

転職先に求める条件は2つ。「どれだけ成長できる環境があるか」「いかに社会課題に貢献できるか」
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時価総額2兆円超(*1)ーー「医療業界の巨人」とも称されるエムスリー。製薬会社向けのマーケティング支援をはじめ、医療IT領域をリード。国内の臨床医9割以上を会員に持つ医療情報プラットフォーム「m3.com」を主軸に、事業を拡大させる。

今回取材したのは、同社でシニアアソシエイト(*2)として活躍する吉田翔さん(28)。国内有数の金融機関で企業融資・出資業務に携わり、エムスリーへ。「20代で圧倒的に成長できる環境に身を置きたい」という吉田さんに、エムスリーでこそ得られるキャリアと仕事観を伺った。 

医療ITで新たなビジネスを。

2000年創業より「医療IT」という領域でビジネスを展開してきたエムスリー

社名のエムスリーとは、3つのM「Medicine - 医療」「Media - メディア」「Metamorphosis - 変革」を意味し、「インターネットというメディアを活用し、医療の世界を変革する」ことを掲げている。事実、この約20年で医療業界のあらゆる「常識」を変革し続けてきた。

たとえば、2003年より手掛ける医療業界向け情報サイト『m3.com』。「医師がインターネットを通じて医療情報を得る」仕組みをつくり上げ、会員規模は国内における臨床医の9割(28万人以上)をカバーする。また、アメリカ・中国をはじめ、10ヶ国で展開され、世界で見れば医師会員550万人以上を有している。

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エムスリー
2000年創業。「インターネットを活用し、健康で楽しく長生きする人を一人でも増やし、不必要な医療コストを一円でも減らす事」」を目指し、医療IT領域でビジネスを展開する。2007年には東証一部に上場。医療業界向け情報サイト『m3.com』を基軸に「製薬会社におけるマーケティング支援サービス」「治験支援事業」「医療従事者向け人材サービス」など多彩な事業を展開。近年では、LINE、NTTドコモと提携した新規ビジネス参入も話題となった。2017年にフォーブス誌「最も革新的な成長企業」において日本トップ、世界でも第5位にランクインするなど、そのビジネスモデルは世界からも注目を集める。

さらに『m3.com』を基軸として新たな医療ビジネスを展開する。その主力事業が「製薬会社におけるマーケティング支援」だ。

「『m3.com』には、どのような情報を、どのように伝えれば医師に届くのか。日々膨大なデータが蓄積されています」

こう語ってくれたのが、ソリューションパートナービジネスユニットでシニアアソシエイトとして活躍する吉田翔さんだ。製薬会社に対し、課題解決型の提案・実行を手掛ける。

「薬剤や疾患に関する情報を、どのような形で、誰に届けていくのか。製薬会社のマーケティング、営業推進、企画などを様々な部署とともに考えていきます。薬剤における戦略策定のため、医師向け調査を実行し、認知度・市場把握を行いながら、最終的にクライアントの課題を整理し、最適な情報提供のメッセージや手法を提案する。28万人超の医師から様々な意見が寄せられ、高いアクティビティを有する『m3.com』だからこそ、私たちはクライアントに最適なソリューションが提供できます」

仕事の裁量について、こう補足する。

「決まりきったサービスやマニュアルはありません。どうすればクライアントの課題を解決できるか。提案内容は全て担当メンバーの裁量に任せられます。たとえばマーケティング支援にとどまらず、ジョイントベンチャーの設立や、社員を出向した上での支援などを提案することもある。まさに事業のパートナーとしてクライアントと伴走している。課題解決の方法に制約はありません」

今回は彼がエムスリーに求めた「成長できる環境」を通じて、同社で得られる成長機会、キャリアについて迫っていこう。

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吉田翔(28)
一橋大学経済学部卒業後、国内有数の金融機関に就職。第一次産業を中心とした企業融資・出資業務などを担う。2018年4月にエムスリーに転職。製薬会社向けのマーケティング支援事業において、戦略立案・企画提案などを手がける。
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20代こそ「茨の道」を進みたい

一橋大学卒業後、国内有数の金融機関に就職。第一次産業を中心とした企業融資・出資業務に携わっていた吉田さん。

まわりからは「順風満帆なキャリア」に見えていたはずだ。

そんな彼だが、社会人4年目を迎えるあたりから、キャリアに対する危機感を抱くようになったという。

「業務に慣れ、ただ仕事をこなす。そういった日々を過ごすうちに疑問を覚えるようになりました。苦労せず「こなせる仕事」をやるだけでいいのか。最も成長できるはずの20代という限られた時間、甘んじてしまっていいのか、と」

こうして異なる環境でのキャリアを考えたはじめた吉田さん。

転職先に求める条件として掲げたのが「どれだけ成長できる環境があるか」「いかに社会課題に貢献できるか」の2つ。

そして出会ったのが、エムスリーだ。

「転職エージェントに紹介いただいたのですが、はじめはどのような会社か、正直よくわからなかったんですよね。というのも、とくに医療業界に精通していたわけではありませんでした」

選考を通じてエムスリーについて知るうちに、彼のなかでの志望意欲が高まったという。

「選考が進んでいくなかで、実際に働いている方々とも会う機会をいただくことができました。そこで出会う方の視座が高く、すごく優秀だったんですよね」

そして決め手となったのが、上場し、「医療業界の巨人」と称されるようになってもなお挑戦を緩めない、成長を志向しつづける企業としてのあり方。

「とくに印象的だったのが、面接の場面での代表取締役、谷村の言葉です。医療業界の中でこれだけ新しいことを手がけていながら、『まだやりたいことの5%もできていない』と。当時でもエムスリーは時価総額1兆円を超えており、一般的には”大手企業”に分類される。にも関わらず、代表取締役にとってはまだまだ通過点であり、かなり最初の段階でしかない。その企業としての成長志向が衝撃でした。この人たちと一緒に働きたい。率直にそう思いました」

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入社初年度から、経営陣と議論し、新サービスを開発。

そして2018年4月、エムスリーの一員へ。

実際に入社し、自身の体験を通じて実感する「仕事の醍醐味」とは。

「薬剤の最新動向、会社戦略など踏まえた提案ができ、経営の意思決定に寄与できるのが醍醐味ですね。日々議論するのは、製薬会社のマネージャークラスの方々。また課題解決の方法として、提案の幅に制限がなく、裁量が大きいのがいいですね」

「進めるプロジェクトは、常に30ほど。金額規模としても、利益ベースで年間数億円になります。社会的なインパクトでは、各メンバーで数十億ほどになるはずです」

さらに伺えたのは、同社の「前例がないことをやる」を良しとするカルチャー。

「前例がなかったとしても、論理的に成果までのプロセスが示せれば、挑戦をさせてもらえる環境です。年齢・ポジションは全く関係ない。私自身1年目から、マッキンゼーやBCG出身の優秀な先輩、さらに代表取締役の谷村をはじめ、経営陣と議論し、鍛えられながら、新しいサービスをつくりあげる経験ができました」

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ただ、入社当初から成果がついてきたわけではない。難易度の高さに直面した経験が、彼をさらに成長させた。

「自分はこんなにできないんだ、と実感しましたね。今までこれほどの苦労を感じることがなく、初めての挫折といってもいいかもしれません」

必死にもがく中、光明を見出してきた。

「入社してから半年ほどは、思うように成果を出すことができませんでした。ただ、徐々に自身の提案、意見の通過率が向上していきました。論理思考力、また経営的な視点も含め、よりよい示唆を出せるようになってきた実感がありましたね」

優秀な社内メンバーの存在も、彼の成長の後押しとなっている。

「経営陣や事業リーダーたちがものすごく優秀な環境。それでも全員がなお成長を求めて、もがき続けているのがわかるんですよね。こうした方たちを見る度に、自分はまだまだだと思える。自分よりも優秀な方たちが努力しているなら、自分はさらにもっと努力しないと、と危機感すら覚えます。だからこそ自分自身も、より高い視点で日々仕事に取り組めるのだと思います」

そして取材の最後に伺えたのが、彼自身の今後のビジョンについて。

「仕事を通して、より良い社会をつくっていきたい。ある種の使命感がずっと心にあります。だからこそ、より大きな社会課題に挑み続けていきたい。それが実現できる自分自身を求めて、これからも貪欲に成長に向き合っていきたいですね」

 
(*1)2019年12月13日時点
(*2)シニアアソシエイト
「製薬会社への課題解決型の提案・実行」を手掛けるポジション