サッカー・元フランス代表の司令塔、ジネディーヌ・ジダンさん(43)と言えば、2006年ドイツ・ワールドカップ杯決勝で、イタリア代表のマルコ・マテラッツィ選手と口論の末に頭突きをして退場したことでも有名だ。今度は、ジダンの次男、ルカ選手(17)が、所属するスペインの強豪レアル・マドリードの下部組織の試合で、頭突きをして退場となった。産経ニュースなどが12月1日に伝えた。
17歳の次男、ルカ選手のポジションはGK。欧州メディアによると、29日に行われた、ライバル、アトレチコ・マドリードとの試合で、激しい接触プレーをめぐり、両チームがもみ合いになる中で、思わずカッとなり、相手選手に頭を出した上に、手で胸元を押してしまった。
審判の判定はレッドカードで一発退場。試合は結局4-2で敗れた。このニュースは欧州各国に伝わり、「頭突きで退場」「父親の後を継いでいる」などと報じられた。
(さすが父子! ジダン選手の息子、“頭突き”で退場 スペイン名門チーム所属 「2006年W杯決勝の再現」「父親のようだ」 欧州メディア伝える - 産経ニュースより 2015/ 12/01 10:40)
ジダンさんは1998年のフランス・ワールドカップ決勝で2本のヘディングシュートを決め、フランスを初優勝へと導いた立役者。ドイツ・ワールドカップの後に引退した。
ジダンさんには4人の息子がおり、いずれもレアル・マドリードの下部組織でプレーしている。ルカ選手は、マテラッツィ選手に対する父親の頭突きとは違い、相手の額に頭を押しつけるような形だったという。
2006年ドイツ・ワールドカップ杯決勝で、イタリア代表のマルコ・マテラッツィ選手に頭突きをしたフランス代表のジダン
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