ラウドネス、アメリカへの入国拒否される 「トランプ政権の方針厳格化のため」

日本のヘビーメタルの代表格である4人組バンド「LOUDNESS」が、ツアーのために訪れたアメリカの空港で入国を拒否された。
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Japanese heavy metal band Loudness (L to R) bassist Masayoshi Yamashita, dummer Masayuki Susuki, singer Minoru Niihara and guitarist Akira Takasaki perform at the band's gig in Hong Kong on August 26, 2012. The band is on tour to promote a new album following their 30th anniversary world tour in 2011. AFP PHOTO / RICHARD A. BROOKS (Photo credit should read RICHARD A. BROOKS/AFP/GettyImages)
RICHARD A. BROOKS via Getty Images

日本のヘビーメタルの4人組バンド「LOUDNESS(ラウドネス)」が4月18日、ツアーのために訪れたアメリカの空港で入国を拒否された。シカゴ・トリビューン紙などが19日に報じた。

ラウドネスは、19日から全米ツアーを実施する予定だった。

公演を行う予定だったシカゴ公演の主催者であるライブハウス「レジース」は19日、公式サイトで「アメリカ政権による外国人への入国審査方針が厳格化したため、ラウドネスはアメリカへの入国を拒否され、今朝、母国へ向けて戻されました。アメリカでのすべてのツアーは中止となりました」と説明している。

Due to the new strict policies the US government has placed on foreigners entering the country, Loudness was denied entry into the United States and sent back home this morning. All shows on the US tour are canceled.

 

Loudness - Reggies Chicagoより 2017/04 /19)

レジースはまた同日、Twitterでチケットの払い戻しなどについて告知した。

共同通信が所属事務所の話として伝えたところ、ラウドネスのメンバーはシカゴで入国を拒否され、数時間後に帰途に就いた。

所属事務所は「これまでは主催元などの招待状があれば、日本人は入国できていたので、今回も同じ段取りをしたが、『コンサートをする以上、ビザが必要だ』と言われたようだ。できれば仕切り直して改めてツアーを行いたい」と話したという。

ラウドネスは1980年代から活動を続ける日本のヘビーメタルバンドの第一人者で、海外でも活躍している。

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