あの伝説的なニューメキシコ州ロズウェル墜落事件から68年。ロンドン南西部のキングストン地区で起きた最近の事件が、東西のUFO学者の間で波紋を呼んでいる。
10月17日、イギリス・キングストン警察は署のFacebookページ上に、次の一頁を投稿した。
キングストン警察、遂にUFOを発見? 昨夜12時頃、「道路の真ん中で、燃えている未確認の物体がある」との通報がありました。緊急事態対応チームAの警官たちがロンドン消防本部と一緒に急行し、現場に到着すると、彼らは自分たちの目を疑いました。燃えている物体は、墜落したUFOのように見えたのです!
オレンジ色と青色の半球状の物体は部分的に粉々に砕けていて、その周りの道路中に散らばっていた。
キングストン警察は、粉々に砕けた物体の正体を正確に把握するために、インターネット上の住民に協力を求めた。
以下が、投稿されたコメントの一部だ。
「UFO好きには残念だが、これは明らかに普通の何かだろう。恐らく、急カーブして道路脇にひっくり返ってしまったトラックの荷台に乗っていた何かだな」
「これはバーベキュー用のグリルだよ。どうすれば、こんな奇妙なことが起こるんだ?」
「写真を逆さまにすれば、暖炉/アウトドアオーブンように見える」
「だれかがピザオーブンを盗んできたんだろう(燃え盛る典型的なアウトドアオーブン上のモザイクタイルがその証拠さ)。レストランか、誰かの庭から盗んできたんだ」
「グーグル画像検索で調べれば、たくさんのモザイク付ピザオーブンが出品されているからな。火星人がまだそれらを使っていたとは…」
インディペンデント電子版によれば、ネット上の意見を考慮した結果、物体がピザオーブンであるとの結論に達したという。
しかし、そもそもなぜ道路の真ん中にピザオーブンがあったのか、そのことについての説明はなされていない。
ピザデリバリーならわかるが、ピザ"オーブン"をデリバリーするという話はあまり聞いたことがない。それだけに、今回の事件は謎を深めている。
この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。
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