初めてスコットランドを訪れていた母娘は、神出鬼没のネス湖の怪獣の姿をちらっと見たのだろうか。
コンスウェラ・ロスさんと彼女の娘レイシェル・アヴェラノーザさんはフィリピンからスコットランドに滞在していた時、美しいネス湖を訪れた。
彼女たちが景色を楽しんでいたところに、自分たちの目の前の水面から何かが持ち上がってくるように見えた。
その物体は、沈んで見えなくなってしまった…。
...その背後に「大きな渦」を残しながら。
地元紙「スコティッシュ・デイリー・レコード」によると、ロスさんは誰かが湖上の異変を指摘した時、自分たちは写真を撮っていたと語った。
「大きな黒いお腹のように見えたと、娘が言ったんです。私たちはじっと見ていたから、かなり遠くに見えた大きな黒い物体を見届けることができました」
「私たちはあっけにとられてしまったから、カメラを手にしていたのですが、すぐに写真を撮ろうなんて考えもしなかったのです」
「自分たちが見ていたものに気がついて、動画を撮り始めました。写真を撮り始ようとしたら、その物体はほとんど沈んで見えなくなっていて、湖のさらに遠くの方へ去ってしまっていたのです。大きな渦ができていました」
ロスさんと彼女の家族は、景色を楽しんでいた。
2014年、ネス湖の怪獣は死亡している確率が高いという報告書も出ていたので、この「目撃例」は怪獣愛好家にとっては歓迎すべき安心材料となるであろう。
1933年以来、ネス湖は蛇のようなスコットランドの怪獣に悩まされ続けてきたと言われている。
プレシオサウルス(ジュラ紀の海洋爬虫類)の生き残りが、地震と渦巻く泡を伴って現れる、と多くの人が信じてきた。
「ネッシー」と言われた写真
イギリスの大衆紙「デイリー・メール」が上記の写真を発表した1934年、ネッシーが初めて見出しを飾った。
その後、この写真はやらせであったことが暴露されたが、ずっと目撃情報には事欠かない。
この記事はハフポストUK版に掲載されたものを翻訳しました。
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