僕が住まう街、神奈川県川崎市。
その川崎市で急速に再開発が進む街、武蔵小杉。僕は、武蔵小杉で2013年9月から「こすぎの大学」というソーシャル系大学を仲間と企画・運営しています。
「こすぎの大学」は、毎月第2金曜日の夜、武蔵小杉に住んでいる・勤めている・関心のある方々が集う"学び舎"です。毎回、武蔵小杉に関わりのある方が"先生役"として登壇し、武蔵小杉での活動事例や想いを語っていただき、その後、"生徒役"である参加者同士が対話を通じて武蔵小杉の魅力を再発見すると同時に価値創出につながるアイデアを共創します。
タワーマンションを中心とした再開発が注目される武蔵小杉ですが、以前から街を見守って育ててきた多くの先輩もいらっしゃいます。「こすぎの大学」での多くの先生役と生徒役との出会いを通じて、世代を含めて多様性ある街だからこその可能性を実感している中、7月に川崎市が新しいブランドメッセージ「Colors, Future!~いろいろって、未来。~」を策定しました。まさに、今の武蔵小杉、今の川崎を表現したメッセージ。
このブランドメッセージを通じて、今一度、武蔵小杉や川崎の「多様性と可能性」を再確認し、次の一歩を踏み出すべく、10月の第44回「こすぎの大学」では、先生役として川崎市総務企画局シティプロモーション推進室ブランド戦略担当 広岡真生さんをお招きし、「武蔵小杉の多様性と可能性」をテーマに開催しました。
広岡真生さんからブランドメッセージに込めた思いや、川崎に対する誇りを聞いた後、参加者全員で川崎由来の20色を用いた「かわさき折り紙」などを用いて武蔵小杉や川崎の多様性と可能性を表現しました。川崎の川の字を3色で表現し、その意味を添える。
「繋がり」「変化」「流れる」「多世代」「伸」のように多様性を活かして成長する街の姿を表現したり、「居場所」「ふるさと」「あったかい」「家族」のように以前は東京と横浜に挟まれて通過される街だった川崎がずっといたい街に変化した様子を表現したり。約50名の参加者が表現したアウトプットは誰一人として重複することはなく、これこそが武蔵小杉や川崎の多様性であり、可能性なんだと実感しました。
最後は、多様性と可能性に満ちた街、武蔵小杉や川崎をカタチにしていくためのキャッチコピーをグループで考えて発表。可能性を可能性で終わらせず、アクションしてカタチにしていく。一人でアクションするのは心細いし、勇気がいるけど、これだけ多様性に満ちた仲間がいるからこそ、アクションしやすい。多様性と可能性を活かすのは「つながり」なんだと感じた第44回「こすぎの大学」でした。
グループ発表「武蔵小杉や川崎の多様性や可能性をカタチにするためのアイデア」
●カラーパズルかわさき
南北に伸びる川崎。北部は農業、中部は高層マンション、南部は工業地帯。そして、川崎に寄り添う多摩川。個性あるカラーが融合する川崎。
●とにかくやってみる
多様性や可能性をカタチにするためには、とにかくやってみる。やらなければカタチにならない。ゴミ拾い、街歩き、カレー、チャンバラのように、まずはやってみること。
●のびのび伸びるカワサキ
武蔵小杉のタワーマンションのように伸びている、子どもたちもタワーマンションのように伸び伸び育つ、川崎ももうじき市政100周年。さらに歴史を伸ばしていく。
●虹のかけはし
高度経済成長期の歴史も忘れてはいけない。虹の架け橋を渡って、街も人も成長し、今や禅寺丸柿のように成熟した街に変貌。
●fullさと
●あなたもわたしも140万人の川崎大使
●ほぼカワサキ
●東京でもない、横浜でもない、川崎。
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