ディズニー映画の実写版『リトル・マーメイド』の主役、アリエル役が決定した。
アリエル役は、歌手で姉妹R&Bデュオ「クロエ x ハレ」のハレ・ベイリー(19歳)に決定した、とエンタメ業界紙バラエティが報じた。同紙によると、最初から彼女がロブ・マーシャル監督の第1候補だったという。
「長期に及ぶタレントサーチの末、ハレはこの役に必要な熱情、心、若さ、純真さ、求められている特性、そして素晴らしい歌声... これら全てを持ち合わせているのは明確でした」とマーシャル監督は声明で語った。
このキャスティングは、オリジナルのアニメ映画では肌の色が白い人魚のアリエルが、黒人女性によって演じられるということで、賛否両論の声が上がっている。
Twitterでは、「なんでアリエルが黒人なの?」など、他の赤髪の女優を推すツイートなども多く、#NotMyArielというハッシュタグもトレンド入りしている(日本時間7月5日11時現在)。
しかしそのトレンド内でも、ハッシュタグを人種差別だと非難している声も多い。このキャスティングを称賛する声もたくさんあり、「愛と尊敬をハレに!彼女はその才能で選ばれたの。肌の色じゃない!」などのサポートの声も多く、#MyArielのハッシュタグも始まっている。
『リトル・マーメイド』はブロードウェイでミュージカル化もされており、その際のアリエル役にアジア人がキャスティングされた時も、賛否両論の声が聞かれた。