LINE「NAVERまとめ」事業の分社化を発表

著作権を侵害したまとめ記事に批判が集まり、改善策を発表していた。
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NAVERまとめ

LINEは9月29日、同社のキュレーションプラットフォーム「NAVERまとめ」の事業を新設した子会社の「ネクストライブラリ」(島村武志社長)に継承させることを発表した。同日の取締役会で決議した。

新会社の資本金は1億円で、LINEが株式の100%を所有する。会社分割の効力が発生するのは11月8日の予定。

NAVERまとめは、ユーザーの参加型で、画像やリンク、動画など外部の情報を組み合わせて記事を作成するキュレーションプラットフォームの代表格。2009年7月にサービスを開始し、2016年12月期の売上高は約21億5000万円だった。

しかし2016年末にディー・エヌ・エー(DeNA)の医療情報サイト「WELQ(ウェルク)」などで不正確な情報や著作権侵害が多発していることが発覚。NAVERまとめにも同様に著作権を侵害しているまとめが多数あるとの指摘で批判が集まった。同社は著作権侵害の申し立てがあれば、まとめを非表示にするなどの改善策を発表していた。