中国では今週、無料通信アプリ「LINE(ライン)」や写真共有サービス「フリッカー」などのオンラインサービスが利用できなくなる事態が起きた。検閲監視団体はこれに関して、香港の民主化要求デモの情報を遮断するために政府が関与したと指摘している。
中国のロイターの記者らは、韓国の検索サイト大手ネイバー
また、米ヤフー
マイクロソフトはこの件について、直ちにコメントすることは控えた。ヤフーは中国での報道を把握しており、状況を調査していることを明らかにした。
中国の検閲監視団体「GreatFire.org」で、チャーリー・スミスのペンネームを持つメンバーは一連のサービス不通に関して、「これは技術的な障害ではない」とした上で、「香港のデモに原因があると考えている」と強調した。写真の共有に利用できるため、サービスが遮断された可能性があるとしている。
香港では1日、大規模な民主化デモが行われた。[北京 3日 ロイター]
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