LINE乗っ取り詐欺を防ぐために今すぐできる、2つのこと

ご無沙汰の友達から、久しぶりにLINEのメッセージが届いたら、「忙しいですか?」の文字――。友達を装って、コンビニなどで電子マネーを購入させ、だまし取る「ライン乗っとり詐欺」。被害の報告が増えるなか、今すぐできる対策はなんなのか。
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ご無沙汰の友達から、久しぶりにLINEのメッセージが届いたら、「忙しいですか?」の文字――。友達を装って、コンビニなどで電子マネーを購入させ、だまし取る「ライン乗っとり詐欺」。被害の報告が増えるなか、今すぐできる対策はなんなのか。

1. LINEのパスワードを変更する

乗っ取りの直接的な原因と考えられているのが、パスワードの流出だ。他のサービスと同じパスワードを使い回すと、どこかの企業から一度流出しただけで、芋づる式に不正アクセスを許してしまう。まずはパスワードを、『LINE専用のものに』変更したい。

▼パスワードの変更方法

(1) LINEアプリの[その他]→[設定]→[アカウント]→[メールアドレス登録]を開く

(2) [パスワードの変更]を開く

(3) 「現在のパスワード」を入力し、「新しいパスワード」に新しく変更したいパスワードを2回入力し「確認」

新しく設定するパスワードのポイントとして、LINE社は以下のように案内している。

他のインターネットサービスとは違うものにする

電話番号、生年月日、名前、同じ文字など、他人が想像しやすいものを避ける

短いものではなく、英字・数字・記号を混在させる(8文字以上を推奨)

メールアドレスやアカウント名と同じものは避ける

辞書にある一般的な単語などではなく、意味の不明な文字列にする

定期的にパスワードを変更する

(LINE公式ブログ「他社サービスと同じパスワードを設定している皆様へパスワード変更のお願い」より 2014/06/27)

画像で操作を追ってみよう。

新しく設定したパスワードをどうやって管理するかは多くの人が頭を悩ませるところだが、一括管理する、1Passwordなど、スマホアプリがあるので、こうしたものを使ってもよいだろう。

2. PINコード(暗証番号)を設定する

さらに強固にするために、4ケタの暗証番号を設定したい。万が一、パスワードが漏れ、不正アクセスを試みても、さらにこの暗証番号がなければ、ログインできない仕組みで、いわば「2つ目のカギ」をつけるものだ。

LINE公式ブログで紹介されている手順は以下の通り。

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なお、「この2つを設定しても乗っ取られた」と報告しているユーザーも存在する。

もし、乗っ取られたことに気づいた場合は、被害が拡大する前にすぐに問い合わせフォームに連絡しよう。

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