リリー・コリンズが摂食障害を告白 「自分の過去を受け入れて、オープンになった」

新作映画では拒食症の女性役を演じている。
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Actress Lily Collins arrives at the 8th Annual Governors Awards in Los Angeles, California, U.S., November 12, 2016. REUTERS/Mario Anzuoni
Mario Anzuoni / Reuters

イギリスの女優、リリー・コリンズが、摂食障害に苦しんでいたことを告白した。コリンズは1月23日、アメリカ・ユタ州で開かれた「サンダンス映画祭」でのトークセッションで明かした。

コリンズは、2017年にアメリカで公開されるダーク・コメディ映画「To the Bone(原題)」で摂食障害の一つである拒食症に苦しむ女性を演じる。

インタビュー中、役を演じたことについて感想を聞かれたコリンズは「この役は私にとって重要な役だった。私も10代の頃に摂食障害に苦しんでいたから」と告白した。

「こういった過去を経験した一人として、若い人たちの間でタブーになっている話題をオープンに話していくことで、みんなが向き合って会話をするように努めることが私のやるべきことだと思う」

コリンズはその後、自身のInstagramを更新。過去を語ったことで「すごく自由を感じた」と喜びを表した。また、「自分の過去を受け入れて、オープンになって、自分の過去の経験を恥ずかしいと思う気持ちや後悔なんて持たない」と明るい展望を綴っている。

歌手のフィル・コリンズを父親に持つコリンズは、1989年にイギリス・サリー州の都市ギルフォードで誕生し、幼少期から芸能活動をスタートした。2012年に公開された映画『白雪姫と鏡の女王』に出演し注目を浴びる。

コリンズは2017年3月に自伝を発売する予定で、この本では摂食障害に苦しんだ過去についても触れているという。

■関連画像集「リリー・コリンズ画像集」

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