人生を動かす5つの勇気 車内広告より
嫌われる勇気
捨てる勇気
怒る勇気
飛び込む勇気
あきらめる勇気
~anan車内広告より
なるほど。話題のアドラー心理学の本「嫌われる勇気」の発想で並べたのでしょうね。ネガティブの肯定というややこしい表現ですが、普通なら受け入れがたい事を敢えて受け入れるという視点の変換ですね。
でも、ネガティブ要素を言語化してわざわざ意識すると、脳はそちらを意識してしまいます。嫌われる、捨てる、怒る、飛び込む、諦めるこういうキーワードばかりをインプットしてしまうとそういう感情の引き寄せがおきます。
こんなふうに翻訳してみました
嫌われる勇気⇒「好きも嫌いもご自由に~!」
嫌われる勇気とは、自分の評価を他人に委ねず自分らしく行動するということ。
すべての人に好かれるということは、ありえないわけで受け入れてもらえない人がいることも、受け入れるということ。
つまり、相手の感情は相手のもの、私のことを、好きになるも、嫌いになるもご自由に~~というマインド
捨てる勇気⇒「本気で選ぶぞ~!」
いらないもの、必要のないものを捨てる。物も、人間関係も、仕事も、ということで捨てる技術というヒット本以来、断捨離など捨てるという言葉がよく使われますね。
そもそも、本気で好きなもの、本気で使いたいもの,本気で必要なもの、本気で打ち込めるものそういうものだけを、選んで行く、という、心持ちを、大事にしたいです。自然に、不必要なものは、削ぎ落とされていく。
怒る勇気⇒ 「自分と環境を大切にする~!」
怒る勇気とは、都合のいい人、なんでも見てみないふりをすることをやめるということ。 自分、ひいては社会に対して、正義なり、あからさまな悪なり、の武器を振り回している人や、社会に、怒ること
(正義という建前を振りかざし武器を振り回す人、国家、いますよね~~(^_^;))(いい人の仮面を被って、人を罰したり攻撃する人もいますね~~)
それは、つまり、自分を本気で大事にする,自分のいる環境、社会を本気で愛すること何が起きているのか、との意識を向ける、ということだと思っています。
自分直接攻撃したり、ゴミ箱扱いする人にたいしては無視です!。とりあわない。立ち去る、距離を置く。
そこで、怒ることは、自分の感情の無駄使いだと思っています。そんな相手のために自分が負の感情を抱えることは、ない、と思っています。
私が憤りを感じる時は愛する人たちが、自分を大事にしていない時です。一番大切にするべきは、自分の体、心つまり命そのもの。
飛び込む勇気⇒「いつでもチャレンジャー」
飛び込む勇気とは、大きな変化を怖がらないということです
でも、飛び込むという、上から落ちるイメージにはどうしても恐れの感情が湧きます。 それよりも、常に上に登っていくチャレンジャーでありたい。
今いる場所から、上なり、横なり、裏側(?)なり。どんどん変化するために行動することを続けていきたい。
あきらめる勇気⇒「ありのままに受け入れて」
諦める勇気とは良い意味で他者に期待しないということ
期待というのは、自分の勝手な願望です。相手には相手の行動の自由があります。 相手の在り方を、そのままに受け入れる、その中で、お互いの心地よい地点を探しながら、より良い関係を目指すということ
自分が意識する言語は、マインドを作ります。
ネガティブ表現を繰り返し自分に聴かせるより反転させた、その意味を肯定的な表現にしたほうが、心も体も喜んで受け入れてくれる。
魅力とは、そんな喜びが輝きとなって溢れていることをいうのだと思います
車内広告から、とてもよいヒントをいただきました。
(2015年8月1日魅力学日誌より転載)