寒さに凍えながら、でも一度は見る価値のあるクリスマスショーだ。
テキサス州オースチンに住むジョン・ストームズさん一家はクリスマス休暇に情熱を注いでいる。クリスマスをみんなと分かち合うことに喜びを感じているのだ。2010年から、ストーム夫妻はヒット曲を流しながらのライトショーを行っている。ストームズさん一家は近隣住民にとってちょっとした伝説的な存在になっている。2014年、ストームズ家のクリスマスライトは映画「アナと雪の女王」の「Let It Go」(ありのままで)に合わせた構成だ。その様子は1時間にも及ぶ動画の一部としてYouTubeにアップされている。
「近所のみなさんも面白い人たちです」ストームズさんはハフポストUS版の取材にこう答えた。「私たちの光と音のショーが始まると、近所の家族や友人たちがキャンプチェアを持ち出して通りに座ってそれを眺めるんです。ちょっとしたご近所の行事になっていますよ」。
そうはいっても、クリスマスの飾りをこれだけの規模に作り上げるのは並大抵の労力ではない。
「この光のショーの準備は2月から始まります」ストームズさんは精巧なショーの計画にかかる労力についてそう語った。「今年は、個別に色を変えられる光を木に這わせて追加したことが、一番大変でした」。
装飾全体では数万個の光が使われている。きらびやかなショーは莫大な電気代がかかりそうに見える。しかし、彼のYouTubeページを見ると、シーズンを通して電気代はわずか約6ドルとのことだ。
「すべての装飾はLEDライトを使っています。室内のクリスマスツリーに使っている普通の光の装飾の方が、外の装飾すべてよりも電気を使っています。このショーを制御しているコンピューターはエネルギー効率のいいネットブックです。これでエネルギー消費を抑えています」。
ストームズさんはハフポストUS版に、この2010年から続く「伝統行事」は大変な労力がかかるが、完全に趣味で行っていると語った。彼と家族たちは来年も再来年も光のショーを開くだろう。
「私はずっとこれをやっていきたいんです。娘たちが続けられるような幸せな行事にしたいと思います。そしてできるなら梯子を登るのが得意な若い男と結婚してほしいですね」と冗談を言った。
この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。
【関連記事】
ハフィントンポスト日本版はFacebook ページでも情報発信しています。
ハフィントンポスト日本版はTwitterでも情報発信しています。@HuffPostJapan をフォロー