リーダーのあり方(総社市からのお願い)

なぜ、そんな地方の小さな市に高校生が千人も自主的に集まるのか。

西日本豪雨で化学工場が爆破したニュースを見た方も多かったと思いますが、場所が岡山県総社市でした。先ほど、総社市の片岡市長とお電話でお話しました。

片岡市長からのお願いです。

化学工場の爆発は雨でガラスとアルミニウムが大変なことになっていて、現場はプロでないと処理できない状態になっているそうです。処理をボランティアで助けてくれる専門家を探しているそうです。

(2018年7月9日 午前10時〜11時現在)

連絡先 総社市市役所 災害本部 (電話番号はこちら

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また、私が個人的に知っている総社のNPO法人吉備野工房ちみち  理事長 加藤さんが細やかにいろいろな場所とボランティアのみなさんを繋げています。今は軽トラ、男手、電波(山の中で連絡手段がない)、100単位の洋服、食事などが必要、支援下さる方がいらっしゃいましたらサイト上のメールアドレス(info@chimichi.org)からご連絡してください。

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土日は片岡市長のTwitterで近隣の千人近い高校生がボランティアに集まったそうです。

民家の瓦礫の撤去などの作業をしてくれて大変助かった。ありがたかったとのこと。

(写真は市役所のホームページから。高校生が軽装であることを批判するTwitterがあったので、大丈夫なのかと聞いたら、地元土建業者さんやホームセンターが安全靴や軍手その他必要なものを即座に手配したそうです)

なぜ、そんな地方の小さな市に高校生が千人も自主的に集まるのか。それは片岡市長の人柄と今までして来たことがちゃんと高校生にまでも伝わっているからだと思います。

2年前、2016年に登山家の野口健さんが書いた記事です。今読むと、心が震えるのでぜひ読んでみてください。

そして、今まで総社市が、そうやって助けてきた仙台や熊本からの支援部隊が、ぞくぞくと駆けつけている。見ていて涙がでそうです。こんなことがあるんだ、と。

私が片岡市長と知り合った経緯はここです。

偶然出会った片岡市長がすごいと直感で思い、あまり認知されていなかった政策を紹介しました。この殿、ご乱心の記事が当時ものすごい勢いで拡散され、彼の姿勢に心動かされた人たちが繋がっていき障害者雇用が進んだと市役所やたくさんのみなさんから連絡がありました。

今回も、多くの必要な方々へ助けが届きますように。

(2018年07月09日「犬も歩けば どこかにあたる」より転載)