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アメリカ・ミネソタ州の上院議員が、Zoomで参加した法案の採決をめぐり批判されている。
問題になっているのは議員が投票した内容ではなく、どうやって投票したかだ。
共和党のカルヴィン・バール議員は5月1日、議案の採決にZoomで参加。
賛否を尋ねられ「賛成」と回答した際に、上半身に何も着ない状態で横たわっている姿が画面に映し出された。
ちなみに背景に映っていたのは、1970年代に放送されたアメリカの子ども向けの教養番組『スクール・ハウス・ロック』の「I’m Just a Bill(私は法案)」の回の一部だった。
採決はYouTubeで中継されていたが、バール議員のカメラは直後にオフになり、名前だけが表示された。また、同僚たちは何事もなかったかのように採決を続け、議案は満場一致で可決された。
この動画がTwitterで拡散し「法案ってこうやって決まるのか」「月曜日ですよね?」などさまざまな反応が投稿されている。
また、ハフポストUS版はバール議員に採決についてコメントを求めたが、これまでのところ回答はない。
ZoomミーティングがSNSで話題になるのは今回が初めてではない。2021年には、テキサス州のロッド・ポントン弁護士が、Zoomで参加した裁判で猫フィルターが外せなくなり、猫のまま裁判官と会話することになった。
ハフポストUS版の記事を翻訳しました。