全自動「洗濯物たたみ機」の開発へ どれくらい家事が楽になる?【動画】

「人々は折り畳みにかかる手間から解放される」。
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YOSHIKAZU TSUNO via Getty Images
A model demonstrates a prototype of an automatic laundry folding machine during Ceatec, Asia's largest electronics trade show in Chiba, suburban Tokyo on October 7, 2015. Japan's Panasonic, Seven Dreamers and Daiwa House are expecting to commercialise automatic washing, folding, and clothes-sorting machines in 2017. AFP PHOTO / Yoshikazu TSUNO (Photo credit should read YOSHIKAZU TSUNO/AFP/Getty Images)

新しい技術を使った製品開発を得意とするセブンドリーマーズは10月7日、パナソニックと大和ハウス工業と共同で、全自動洗濯物たたみ機「ランドロイド」の開発を始めたと発表した。「人々は折り畳みにかかる手間から解放される」としており、2016年度中の先行予約販売を目指す。

この日、幕張メッセ(千葉市)で開幕した国内最大の家電・情報技術の見本市「シーテックジャパン(CEATEC)」で、ランドロイドの試作品が披露された。冷蔵庫程度の大きさの機械に乾いた衣類を投入すると、センサーが衣類を画像で解析。シャツやスカート、タオルなど、衣類の種類を識別し、それぞれ適した状態に折りたたむ。

試作機は、1枚あたり5〜10分程度でたたむことができる。製品は1回で約4.5キロ分の衣類を投入できるようになる予定で、40枚であれば3〜6時間でたためるようになる。対応する衣服のサイズは、子供服から大人の3Lサイズまで。たたんだあとは、種類や持ち主ごとに、本体内の箱に収納する

2017年に出荷される製品は、「高級家電として認識される価格帯」での販売が予定されている

公式サイトによると、一般的な家庭では、家族の洗濯物を1人でたたむ場合、人生のうちの約9000時間、375日間を費やす計算になるという。同社はこの時間を開放することで、「自由に楽しむことができるようになる」としている。

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