視力を矯正するレーシック手術を受けた患者9人が10月30日、後遺症が出たとして2つの医療法人社団に計約7800万円の損害賠償を求める訴えを、東京地裁に起こした。病院側は全面的に争う姿勢。サンスポなどが報じた。
レーシックとは、レーザーで角膜を削って視力を矯正する手術。MBSニュースによると、訴えたのは、2006年11月〜2013年9月に「品川近視クリニック」と「錦糸眼科」でレーシック手術を受けた20〜50代の男女9人で、手術前に医師から後遺症のリスクを十分説明されておらず、術後にドライアイや眼精疲労などの症状が出たと主張している。
2つの病院側に対しては、2014年12月にも全国の12人が訴訟を起こしており、今回の訴訟の人数を合わせて21人となった。弁護団によると、被害を訴える患者は100人近くおり、さらに追加提訴を検討しているという。
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