アメリカ・ネバダ州のラスベガスに、バッタが大量発生する異常事態が起きた。
CNNによると、ネバダ州では平年よりも雨が多く、2019年1月から6月の降水量は観測史上3番目を記録した。こうした気候がバッタの大移動を引き起こすことに影響したという。
7月26日には、おびただしいほどの大量のバッタが夜間に街中を飛び交う動画がインターネット上に投稿された。カジノとみられる店の入り口はバッタに塞がれる形となり、利用客も寄せ付けないほどだ。
ネバダ州農務省の昆虫学者、ジェフ・ナイト氏は、CNNの取材に対し、「これらのバッタは病気を運んできたり、噛んだりしない」と説明。
「私たちにとって問題のある種類でもありません。庭や農地に大きなダメージを与えることもないでしょう」としている。