ラスベガス銃乱射、容疑者の自宅を捜索 爆発物など押収

交際相手と見られる女性は、東京にいたとみられる。
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50人以上が死亡したアメリカ・ラスベガスの銃乱射事件で、ラスベガス市警は10月2日、記者団に対し、容疑者の自宅を捜索し、爆発物などを見つけたなどと述べた

市警の発表によると、銃を乱射したとみられるのは、ネバダ州メスキート出身のスティーブン・パドック容疑者(64)。カジノホテル「マンダレイ・ベイ」の32階から、イベント会場に向けて自動小銃を無差別に乱射した。事件発生後に特殊部隊が、32階の部屋に突入したが、すでに銃撃犯は死亡していたという。

警察はパドック容疑者の自宅を捜索。銃器や爆発物、電子機器などを押収した。

事件の後、市警はすぐに容疑者と共に行動していた交際相手とみられる女性の写真を公開した。ただし、今回の事件には直接的には関与していないとみられる。ジョー・ロンバルド保安官は2日の記者会見で、女性について、「現在、海外にいるとみられる」「東京にいると思う」などとコメント。ただし、容疑者の私生活などを知っている可能性があるとみて、近く事情を聞く予定だという。

市警によると、今回の事件で少なくとも59人が死亡、527人がけがをした。

【訂正】(2017/10/3 10:36)

当初の記事で「527人が死去した」と表記していましたが、正しくは「527人がけがをした」でした。