三菱自動車が、「ランエボ」の愛称で知られるスポーツカー「ランサーエボリューション」の生産を終了する方針を固めた。売れ行きが低迷しているため、環境対応車の開発に経営資源を振り向けるという。NHKニュースなどが報じている。
(ランサーエボリューションは)自動車ラリーの国際大会「世界ラリー選手権」で優勝を重ねるなど、国内外のレースで活躍しました。これまでに世界で15万台余りを販売しましたが、最近はハイブリッド車などエコカーの人気に押され、売れ行きが落ちていることから、三菱自動車は7年前に発売した今のモデルで生産を終了する方針を固めました。
(NHKニュース「三菱自スポーツカー生産終了へ」より 2014/03/29 07:13)
三菱自動車のイギリス法人は3月27日、同国での営業開始40周年を記念して「ランサー エボリューション X FQ-440 MR」の発売を発表した。エンジン等をパワーアップした歴代最高となる高性能モデルで、40台だけの限定販売だった。
価格は5万ポンドで、日本円にすると約850万円。高価なモデルにもかかわらず、60分でのスピード完売となったことが、同社のFacebookやTwitterで報告されている。
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