「ラニーニャ現象が発生」気象庁が発表 寒くなりやすい傾向、春まで続く?

冬型の気圧配置が続きやすい状態に

気象庁は12月11日、「ラニーニャ現象が発生しているとみられる」と発表した。

「春には平常の状態になる可能性もある(40%)が、ラニーニャ現象が春まで続く可能性の方がより高い(60%)」という。

ラニーニャ現象が起きた場合、日本はどうなるのか。

気象庁・気候情報課は、ハフポスト日本版の取材に対し「ラニーニャ現象が起きると、日本は冬型の気圧配置が続きやすい状態が作られる。そのため、日本付近では寒くなりやすい」とコメントした。

ラニーニャ現象とは、太平洋赤道域の日付変更線付近から南米沿岸にかけて、海面水温が平年より低い状態が続くこと。発生すると、日本を含め世界中で異常な天候が起こると考えられている。