アメリカ大リーグ、レンジャーズからフリーエージェント(FA)となっていた藤川球児投手(34)が独立リーグ「四国アイランドリーグPlus」の高知ファイティングドッグスに入団することになった。高知が6月1日に公式サイトで発表した。
四国アイランドリーグplusでは、高知県出身で、阪神タイガースやメジャーリーグシカゴ・カブス、テキサス・レンジャーズで活躍した、藤川球児選手が、高知ファイティングドッグスに入団することとなりましたのでお知らせいたします。
これは、藤川選手の「地元高知から野球人生を再スタートさせたい」という思いを受け、リーグ・球団の理念とも合致することから今回の入団に至りました。
(藤川球児選手 入団のお知らせ | 四国アイランドリーグplus 2015/06/01)
藤川は自身のブログで、高知への決断理由について「投げる喜びを感じられる場所」などと心境をつづった。
その理由は…
ご存知の方も多いとは思いますが、僕は2年前にトミージョン手術という靭帯再建手術を受けました。
(中略)
元気になったらとにかく投げる喜びを1番に感じられる場所で腕を振りたい。
必要とされる場所で投げたい。そして家族と一緒に居たい。
今は、元気に投げられる様になりました!
そして今日答えを出しました。
僕と妻の生まれ故郷の高知で、未来のスーパースターになるチャンスを持った子供達に僕が投げる姿を見てもらって今後の夢に繋げて貰いたい!
僕が投げる事で喜んでくれる人達の顔が見たい。
僕を応援してきてくれた人達、育ててくれた高知から野球人生を再スタートする事に決めました。
(藤川球児オフィシャルブログ Powered by Ameba 2015/06/01 15:00)
サンスポによると、藤川は古巣の阪神から条件提示を受けていた。しかし、「必要とする理由を求めた右腕に誠意が伝えられたとは言い難い状況」だったようで、1日、阪神側に断りの連絡を入れたという。
藤川は高知商高から1999年、ドラフト1位で阪神入団。2007年の46セーブはプロ野球記録。2012年オフに海外FA権を行使してカブスに移籍し、2013年に右肘を手術、昨オフにレンジャーズと1年契約を結んだ。大リーグの通算成績は、29試合で1勝1敗2セーブ。阪神では562試合で42勝25敗、220セーブ。
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