高橋留美子の『境界のRINNE』来春、Eテレでアニメ化
日本を代表する漫画家・高橋留美子氏の最新作『境界のRINNE』(小学館)がアニメ化され、来春よりNHK・Eテレで放送されることが決まった。全25話予定。高橋氏は「自分の作品のアニメ化、いつも新鮮な喜びを感じます。私も一視聴者として、ワクワクしながら来春の放送を待っています」とコメントを寄せている。
同作は、一世を風靡した『うる星やつら』『らんま1/2』の流れをくんだ学園&霊界ラブコメディー。恋愛に疎い死神の少年・六道りんねと幽霊が見える冷静沈着な少女・真宮桜、契約黒猫の六文など、個性豊かな仲間たちによる、霊界をも巻き込んだ奇想天外な放課後が始まる。
りんねは学校中から寄せられる霊の悩みを解決し、その依頼料のおさい銭で生活しているのだが、とある事情でとても貧乏。お互い気になるのに進展しない桜との関係や、怪奇現象を次々と解決していく姿をコメディタッチで描きながら、心の琴線に触れる展開もある、世代を超えて楽しめる作品。
制作統括の柏木敦子チーフ・プロデューサーは「死神少年と幽霊の見える少女という不思議なコンビが、困っている人(や霊?)を爽快に、ときにはコミカルに助けていく、観て元気になれる番組をお届けしたい」と意気込んでいる。
監督は『ディーふらぐ!』の菅原静貴氏、シリーズ構成は『ガールフレンド(仮)』『のうりん』などの横手美智子氏、アニメーション制作はブレインズ・ベースが手掛ける。
■公式ホームページ
http://www.nhk.or.jp/anime/rinne/
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