久留米市の酒どころ城島で「第31回 城島酒蔵びらき」が開催。新酒飲み比べや酒蔵巡りなどを楽しめるイベント

福岡県久留米市で、2月15日(土)と16日(日)に「第31回 城島酒蔵びらき」が開催される。全国有数の酒どころとして知られる城島の蔵元でつくられた新酒や、筑後地域の伝統文化などを楽しめるイベントで、地域の魅力を広く発信する。

2月15日(土)と16日(日)、福岡県久留米市で「第31回 城島酒蔵びらき」が開催される。酒どころとして名高い城島でつくられた新酒の飲み比べや、酒蔵巡り、地域文化の鑑賞などを楽しめるイベントだ。

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鳥羽商工会議所

久留米市は、福岡県の南西部に位置し、豊かな自然に恵まれている。中でも城島町・三潴町を中心とするエリアは、筑後川の豊かな水、美しい大粒の筑後米、芳香を放つ日田杉、愛情こまやかな三潴杜氏の技量、水運の便利さなどの利点に恵まれ、古くから酒造りで栄えてきた。地域一帯は酒蔵業界で「城島」と呼ばれ、兵庫の灘、京都の伏見、広島の西条とならぶ酒どころとして親しまれている。

その城島で、新酒ができる時期にあわせて毎年開催されているのが「城島酒蔵びらき」だ。蔵元がつくる個性あふれるお酒が集まり、昨年は約12万人が来場するなど、地域の一大イベントとなっている。

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鳥羽商工会議所

今年は、メイン会場の「久留米市城島町民の森」で、7つの蔵元から集められた新酒を飲み比べることが可能。お猪口付きの飲みくらべチケットを使い、銘柄によって異なる個性豊かな風味を堪能できる。さらに、筑後の酒蔵で江戸時代から代々歌い継がれてきた酒造り唄「筑後酒造り唄」や、伝統行事継承のために立ち上がった太鼓チームによる「城島龍神太鼓」の演奏もあり、伝統文化を満喫できる。

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鳥羽商工会議所

地元の食材などが並ぶ物産ブースや、毎年好評の「角打ちコーナー」も設置予定。久留米工業大学デザイン集団「ASURA」が手掛ける有料座席「鹿鳴之宴(ロクメイノエン)」では、特別な空間演出とともに新酒を楽しむことができる。

 

期間中は、西鉄三潴駅とJR久留米駅からメイン会場や蔵元を巡る無料シャトルバスが運行される。旭菊・池亀・筑紫の誉・瑞穂錦・杜の蔵の5つの蔵元を巡ることができ、各酒蔵では、試飲や内部見学のほか、酒やおつまみ、地域物産品の購入も可能だ。

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鳥羽商工会議所

さらに、メイン会場から徒歩圏内にある「城島総合文化センター(インガットホール)」では、城島で採れた完熟イチゴ「あまおう」を使ったスイーツやサワーを楽しめる「あまおうBAR」や、福岡名物「豊前海一粒かき」と城島の酒を一緒に味わえる限定バー「Kaki×Sake Bar」などが出店される予定。この季節ならではの旬の味覚を堪能できる。

「第31回 城島酒蔵びらき」開催概要
・開催日時:2025年2月15日(土)~16日(日)9:30~16:00
・開催場所:久留米市城島町民の森公園(メイン会場)、各酒蔵会場(旭菊酒造、池亀酒造、筑紫の誉酒造、瑞穂錦酒造、杜の蔵)
・交通アクセス:西鉄三潴駅、JR久留米駅からメイン会場及び第1駐車場から各酒蔵会場を巡回する無料シャトルバスを運行
・入場料:無料
・参加蔵元:旭菊酒造、池亀酒造、筑紫の誉酒造、比翼鶴酒造、萬年亀酒造、瑞穂錦酒造、杜の蔵
・主催:城島酒蔵びらき実行委員会
・特設サイト:http://www.nanbu-shoko.jp/sakagura/

 

 

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