藤村俊二さんを『黒執事』作者が追悼 「幼少より憧れの老紳士だった」

公式Twitterで追悼文を発表しました。
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飄々とした雰囲気で「おヒョイ」さんの愛称で親しまれた俳優・タレントの藤村俊二さんの訃報を受けて、親交のあった人々やファンからは哀悼の声が相次いだ。

藤村さんはテレビドラマや映画の俳優として活躍し、映画「DEATH NOTE」のワタリ役などで若い世代からも人気だった。また、味のある独特の声からナレーターや声優としても人気で、アニメ「黒執事」では、主人公の一人シエル・ファントムハイヴに仕える老紳士の家令「タナカ」役を務めた。

タナカは普段、デフォルメされた姿でお茶を飲みながら「ほっほっほっ…」とつぶやくだけだが、重要な場面では本領を発揮。要の部分で、物語の語り部として存在感を発揮する役だ。

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漫画「黒執事」10巻(スクウェア・エニックス刊)。藤村さんがアニメ版で演じたタナカが表紙を飾る。

「黒執事」の原作者で漫画家の枢やなさんは2月1日、公式Twitterで追悼文を発表。「タナカは幼少より憧れの老紳士であった藤村俊二さんをモデルに作ったキャラでした」「藤村さんなくして今の黒執事はありません」と惜別の気持ちをつづった。

所属事務所の公式サイトによると、2月14日にお別れの会が開かれる予定。