小山薫堂さん、くまモン募金箱の立ち上げを発表 「自分にできる最良のことを考えた」

熊本県のご当地キャラクター「くまモン」の生みの親である放送作家の小山薫堂さんが4月20日、熊本地震の復興支援のため「くまモン募金箱」を立ち上げることを自身のFacebook上で発表した。
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熊本県のご当地キャラクター「くまモン」の生みの親である放送作家の小山薫堂さんが4月20日、熊本地震の復興支援のため「くまモン募金箱」を立ち上げることを自身のFacebookで発表した

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水野学さんが手がけた「くまモン」の新デザイン/Facebook/kundo.koyama

自身も熊本県生まれである小山さんは、「自分にできる最良のことを考え、Yahoo!JAPAN内に『FOR KUMAMOTO PROJECT』を立ち上げることにしました」と説明。サイトの制作や寄付申請などの手続きにより「正式にスタートできるのは4月25日(月曜日)になりそう」とした上で、そのプロジェクトの一環として「くまモン募金箱」を立ち上げる。

プロジェクトの開始にあたり小山さんは、「くまモン」をデザインした水野学さんに、新しい「くまモン」のデザインを作成してもらったことを報告。「これをシンボルとして『くまモン募金箱』を立ち上げます」と明かした。新デザインは、プリントアウトして「すぐに募金箱に貼れるもの」にしたという。

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「くまモン募金箱」のデザイン/Facebook/kundo.koyama

小山さんは「くまモン募金箱」で集まったお金の送付先は現在調整中とした上で、「みなさん、どうか支援金集めにご協力ください」と呼びかけた。

また小山さんは、熊本地震で被災した「少しでも余裕がある皆さんへのお願い」として、「被災地で見たり、聞いたり、感じた(ささやかでもいいので前向きな)心を和ますような意見を、Twitterでハッシュタグ『#くまモンあのね』を付けて、くまモンに報告するようにつぶやいてください」と呼びかけた。この動きが広がることで「日本じゅうから熊本への想いが集まっている今、熊本県民の強さと優しさをアピールして、応援してくださっている皆さんに心のお返しができればと思います」と文章を締めている。

■放送作家・脚本家、小山薫堂さんとは

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小山薫堂さん(左)とくまモン

小山さんが代表を務めるN35の公式サイトによると、1964年熊本県天草市生まれ。大学在学中に放送作家としての活動を開始し、これまでに「カノッサの屈辱」「料理の鉄人」といったテレビ番組を企画・構成した。2009年には脚本を務めた映画「おくりびと」がアカデミー賞外国語映画賞を受賞した。「くまモン」の生みの親で、そのプロデュースを担っている。

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