映画『トワイライト』シリーズなどで知られる女優のクリステン・スチュワートが、南仏で行なわれている第71回カンヌ国際映画祭のレッドカーペットでハイヒールを脱ぎ捨て裸足姿になり、話題になっている。
同式典で審査員を務めるスチュワートは5月14日夜、スパイク・リー監督の『BlacKkKlansman』のプレミア上映に参加。クリスチャン ルブタンのヒールを履いて写真撮影に応じたが、突然靴を脱ぎ出し、裸足でレッドカーペットを歩いた。
2015年、第68回カンヌ国際映画祭のプレミア上映で、かかとが平らなフラットシューズを着用した女性が「ドレスコード(服装規定)」に反しているとして入場を拒否され、大論争に発展した。翌年には、この騒動に呼応するかのように女優のジュリア・ロバーツが裸足でレッドカーペットに登場した。
スチュアート本人は、自身がとった行動について特にコメントしていない。また、スチュワートの代理人もハフポストUS版の取材に応じなかった。
スチュワートは2016年、ヴァニティ・フェアのインタビューで、映画祭でのドレスコードについて以下のように語っている。
「もし私が男性と一緒にレッドカーペットを歩いている時、誰かが私にだけ『すみません、ハイヒールを履いていないので参加できません』と言ったら、『じゃあ彼もヒールを履かなきゃいけないの?』と聞くと思う」
「シンプルに、男性には要求しないことを私に要求してくるのはおかしいでしょう。黒いネクタイを着用したって何も言われないのに、私はフラットシューズかヒールを選ぶこともできないなんて」
ハフポストUS版の記事を翻訳・編集しました。