韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は23日、同国の原子力発電所のコンピュータシステムに不正侵入があり、情報が流出したことについて、国家の安全保障にかかわる問題で容認できない「深刻な事態」と述べた。
大統領府によると、朴大統領は閣議で「原発は、国民の安全に直接影響する安全保障上、最重要施設である」とし、そうした施設から情報が流出したことを「深刻な事態」と指摘した。
この問題では、23日これに先立ち韓国当局者が、北朝鮮のサイバー攻撃の可能性を排除していない、と述べている。
[ソウル 23日 ロイター]