近隣地域の市長や市議会議員達と岐阜県岐阜市にできた昨年7月にできた図書館「みんなの森ぎふ メディアコスモス」を視察しました。
本図書館は今流行りのスターバックスはもちろん、LAWSONや劇場シアターまで完備した正に「滞在型の図書館」というコンセプトに相応しい複合型施設です。とにかく大きいです。
一階は至るところに机や椅子が設けてあり飲食しながらの読書や自習も可能です。
さらに友達同士の会話も可能。静けさが特徴的な普通の図書館とは全く違います。高校生や子ども連れの方々がペチャクチャ楽しそうにコミュニケーションをしているのが特徴的でした。
二階は↑↑のようにモスクみたいな雰囲気の空間が広がります。
本棚の数も相当な数なのですが、とにかく広い阿野で子どもが遊ぶスペースもきちんと確保しておられ、そこで母親と子供が遊んでいる風景も見受けられました。もちろん、結構大きな声で遊んでいてもOKです。↓↓
もちろん子供が自習するスペースもあります。↓↓
さらに高校生や大学生が勉強するスペースや別途大人が勉強するスペースもあります。下の写真は大人の方が勉強するスペースです↓↓
劇場シアターまで↓↓
このように広く大きい図書館な訳ですが、その中でも面白いなと思ったの1つが「置いてみま書架」という企画。↓↓
これは市民が自分がお気に入りの本を展示して、図書館はそれを貸し出すというスペースです。↓のように本のPRポイントを書いて展示します。借りていく人いるの?と思われる方もいるかと思いますが、実際7割くらいは借りられていました。
そしてさらに、閉館後の図書館を貸し切って男女が集い、自分の好きな本についてフリートークして婚活に繋げるイベントも行われたこともあるそうです。「としょこん」と言うのだそうです。
今、街コンが流行っており色んな形態の婚活イベントがあるんでしょうが、図書館で開催という発想は初めてだったので驚きました。図書館の視察先がTSUTAYA図書館ばかりという方は是非、この図書館を訪れてみてください。
東猴史紘