旧「国民民主党」のメンバーのうち立憲民主党との合流に参加しなかった玉木雄一郎代表が中心となって、新しい「国民民主党」が設立された。9月15日に設立大会が開かれ、参加する15人の国会議員の役職が承認された。
旧「国民民主党」から引き続き玉木雄一郎氏が代表に就任。結党大会で「私は皆さんと一緒に国民の期待に応える、いや、国民の期待を超える政党を作り上げていくことを、まずお誓い申し上げたいと思います」とした上で、「私たちは国民民主党が結党以来掲げてきた政策提案型の改革中道の立ち位置を守り抜き、さらに進化させていかなくてはならない」と訴えた。
15人の名前と主な役職は以下の通り。
<衆院>=7人
玉木雄一郎 代表
古川元久 国会対策委員長・政治改革行政改革推進本部長
岸本周平 幹事長代理・選挙対策委員長・両院議員総会長
前原誠司 代表代行
山尾志桜里 広報局長兼シンクタンク戦略室長
浅野哲 国会対策委員長代理
西岡秀子 政調会長代理
<参院>=8人
大塚耕平 代表代行
小林正夫 倫理委員長
浜野喜史 財務局長
矢田わか子 副代表・男女共同参画推進本部長
榛葉賀津也 幹事長
足立信也 組織団体委員長
伊藤孝恵 役員室長兼総務局長
舟山康江 政調会長
以前の国民民主党は全62人の議員のうち40人が、立憲民主党に合流。新しい「立憲民主党」の結党大会が9月15日に開かれ、衆参150人の国会議員が参加する野党第一党となった。