「Z世代の声をしっかりと聞くだけではなく、政策に反映していきたい」
7月19日に配信された「ハフライブ特別版」で、小泉進次郎環境大臣は気候危機とZ世代についてこう強調した。
小泉氏は2019年9月の環境相就任以来、若い世代との対話に強い関心を示している。2020年6月に環境省が「気候危機宣言」をしたのも、背景には若者の意見交換があった。
番組で、小泉氏は「政治の主要課題に気候変動を持ってくることができた」と自負を語り、「これからは、選挙でも当たり前に気候変動がテーマになる。そういうところをZ世代の皆さんと一緒に盛り上げていきたい。そう思っています」と語った。
「自分も変わりました」
継続的に若者や子どもとの対話を続ける中で、自身のライフスタイルや価値観も変化しているという小泉氏。
環境相就任直後には、温室効果ガスや大量の水使用などで環境負荷が大きい牛肉について「ステーキを毎日食べたい」と発言し批判されたこともあったが、「今思うと反省しますね。自分も変わりました」と話す。
「本当に食生活も変化しましたし、自分の身の回りも、ペットボトル含めてプラスチックをできる限り減らそうってなったし、自宅の電力契約も再生可能エネルギー100%に切り替えたんですよ」
「ですからぜひ、みなさんには、今日からどんな小さなことでもいいから、一つ何か行動を変えてもらいたい。そうすると、また一つ変えようって楽しくなりますから。私は今そうやって、自分自身も変わっています」
ハフライブ特別版「小泉大臣と語る気候危機」は、小泉進次郎環境大臣がESG投資の専門家、夫馬賢治さんと対談。気候危機時代のエネルギー政策や将来世代への思いなどを語り合った。
*6月12日、ハフポスト日本版オフィスで収録しました。
日常会話からSDGsを考えるライブ番組「ハフライブ」。
7月のテーマは「食とSDGs」です。
みなさんは、「牛肉」と「気候危機」が繋がっていると考えたことはありますか?身近な食べ物から、地球にも、人間にも、動物にもより良い「食の未来」について話し合います。
【番組概要】
・配信日時:7月20日(火)夜9時~
・配信URL: YouTube
・配信URL: Twitter(ハフポストSDGsアカウントのトップから)