小池新党、月内に立ち上げ 細野豪志氏が参加「短期決戦は不利ではない」

党名に「ファーストは入らない」と若狭勝氏
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小池百合子東京都知事(2017年9月9日撮影)と細野豪志氏(2017年8月8日撮影)
時事通信社

民主党を離党した細野豪志元環境相が、小池百合子東京都知事側近の若狭勝・衆院議員らと、衆院解散が見込まれる9月28日の臨時国会召集日を前に、国政新党を結成すると表明した。民進党を離党した他の議員も、同調する見通しだ。朝日新聞デジタルなどが報じた。

共同通信によると、「小池新党」への参加が見込まれるのは、既に民進党に離党届を出した笠浩史、後藤祐一、鈴木義弘の3衆院議員。細野氏・若狭氏と合わせて、政党助成法の政党要件となる5人以上の国会議員の確保が可能となることから、結成に踏み切るとみられる。

細野氏は18日夜、静岡県三島市で記者団に対し、新党結成について「短期決戦は不利ではない。明確に政策や理念を掲げて国民に訴えかけるチャンスだから、それだけの顔ぶれをそろえることも含めて、短期決戦は我々のような小さな集団からすると、むしろ大きなチャンスだと捉えている」などと述べた

毎日新聞によると、一方の若狭氏は17日、「粛々と、民進党でも自民党でもない党を作る基本軸で進めている」などと述べていた。この日出演した「新報道2001」では、党名について、「ファーストは入らない」と語っていた。

小池都知事は18日、新党について、「しがらみのない政治や大きく改革するというメッセージが伝わればいい。改革ということでは国政と都政とで連携していかないと意味がなく、そういう方々は応援していきたい」などとコメントした