菅官房長官、「報ステ」古賀茂明氏の官邸批判に苦言

菅官房長官は30日の記者会見で、古賀茂明氏が「報道ステーション」で菅氏を批判する発言をしたことについて、「公共の電波を使った行動として極めて不適切だ」と不快感を示した。
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時事通信社/Getty Images

菅義偉官房長官は3月30日午前の記者会見で、元経済産業省官僚の古賀茂明氏が27日のテレビ朝日「報道ステーション」で「菅氏をはじめ官邸にバッシングを受けてきた」などと発言したことについて、「公共の電波を使った行動として、極めて不適切だ」と不快感を示した。

菅長官の発言は次の通り。

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私も、番組を見ておりませんでした。しかしですね、その後で指摘をされてですね、YouTube等で見ましたけども、全く事実無根であって、言論の自由、表現の自由は、これは極めて大事だという風に思っていますけれども、事実に全く反するコメントをですね、まさに公共の電波を使った行動として、極めて不適切だという風に思っています。

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さらに今後の対応に関して、次の通り述べた。

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放送法という法律がありますので、まず、テレビ局がどのような対応をされるかということを、しばらく見守っていきたい、こういう風に思います。

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放送法は、放送事業者に対し、事実を曲げないことなどを求めている。

古賀氏は27日の「報道ステーション」で、自身の降板をめぐってキャスターの古舘伊知郎氏と口論になり、番組中に「I am not ABE」と書かれた手製の紙を掲げた。

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