牛丼チェーン「らんぷ亭」を運営していた神戸らんぷ亭(東京)は、全てのらんぷ亭を7月末までに閉店した。大手牛丼チェーンとの競争激化や牛肉など原材料価格の高騰で、赤字店が増えていた。一部店舗は順次、「家系ラーメン」のチェーン店「壱角家」に改装しているという。47NEWSなどが伝えた。
らんぷ亭は東京、神奈川、千葉、埼玉に最大約40店を展開していた。今後は採算が見込めるラーメンチェーン「壱角家」へ一部衣替えする。
神戸らんぷ亭はダイエーが出資し1993年に設立した。ダイエーがITサービス企業に株式譲渡した後、ことし3月からカラオケ店などを運営するマック(東京)の傘下に入っていた。
(牛丼のらんぷ亭、7月末全店閉店 競争激化や肉価格上昇 - 47NEWS 2015/08/13 18:35)
らんぷ亭は、かつては「すき家」や「吉野家」といった大手チェーンに次ぐ売上があったが、近年は低迷。「神戸らんぷ亭」を2015年3月に傘下に収めたマックは、牛丼チェーンの「東京チカラめし」も一部運営している。
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