家に帰ったらクリスマスツリーにコアラが。一体なぜ?コアラはネットの人気者に

クリスマスツリーの葉っぱを食べようとしていたコアラ。そのツリー、偽物だよ…。
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自宅に戻ったらクリスマスツリーにコアラがしがみついていた――。

オーストラリアのある家族を訪れた予期せぬ客が、インターネットで人気者になっている。

オーストラリア南部の都市、アデレードのコロマンデルバレーに住むマコーミック一家は12月2日、自宅に戻った時にクリスマスツリーの飾りがリビングに散乱しているのに気が付いた。

調べてみると、コアラがクリスマスツリーに居心地良さそうにつかまっていた。

「コアラは、クリスマスツリーのライトにすっかり絡まっていました。ツリーはとても古く、作り物です。それでもコアラは葉っぱを食べようとしていたんです」と、16歳のテイラー・マコーミックさんがガーディアンに語る。

 

コアラは口の中でムシャムシャと葉っぱを食べようとしたが、プラスチック製だということに気づいてやめたという。

テイラーさんの母親アマンダ・マコーミックさんによると、一家は以前、自宅の敷地内でコアラを見かけたことはあったが、家の中で見たのは初めてだ。

「ドアを開けっ放しにしていたときに、入ってきたんだと思います。少なくとも、3時間くらいは家にいたのでは」とテイラーさんは説明する。

コアラ保護団体「アデレー・アンド・ヒルズ・コアラレスキュー」に連絡をすると、スタッフがすぐにやって来た。

「コアラは3〜4歳くらいのメスで健康状態は良好だ」と同団体共同設立者のディー・ハーン=ヘロンさんは話す。

保護される前、テイラーさんはコアラをダフネと名付け、TikTokに動画を投稿した。動画はこれまでに73万回以上再生されている。

 

クリスマスツリーから顔を出した思わぬ来訪客は、ダフネだけではない。

ニューヨークでは11月、170マイル(約273キロメートル)離れた州北部から運ばれて来たロックフェラーセンターのクリスマスツリーから、小さなフクロウが発見された。

フクロウは「ロックフェラー」「ロッキー」と名付けられ、州野生生物センターに保護された後に、自然に戻された

ハフポストUS版の記事を翻訳しました。