こんにちは、HIEKRのMisuzuです。自身がまた訪れたい国の1つであるスリランカの本場の味を再び楽しみに、ジャスティンさんの主催するスリランカの "カレーパーティー" に行ってきました!
■スリランカの象徴は宝石とアーユルヴェーダ!
半年前に初めてスリランカを訪れて以来、私のなかのスリランカの象徴は、スパイスと宝石とアーユルヴェーダ!得にガツンと辛いスリランカのカレーは、(10年暮らした) タイのカレー、(仕事で何度か訪れたことのある) インドのカレーとはまた違ったスパイス使いと複雑な味わいで、すっかり魅了されました。
加えてパワーストーンとしての宝石とアーユルヴェーダが人々の日々の生活に密着し、「アーユルヴェーダ省」まであるスリランカという国は奥深いなぁと感じていていました。ジャスティンさんはなんと、東京でスリランカ産ジュエリーショップを営んでおり、さらにアーユルヴェーダにも造詣が深いそう。これはいかなきゃ!とばかりに参加させていただきました。
■ジャスティンさんのお店「セイロンスター」に集合
ジャスティンさんのジュエリーショップはこんな佇まいをしています。
人数が少なめの時は、代々木上原駅から徒歩5分ほどのジャスティンさんのジュエリーショップ「セイロンスター」で開催されるそうですが、今回は10人と大人数だったので、ジャスティンさんの自宅へ。まずはセイロンスターに集合し、スタッフのマーサさんに先導され、そこから歩いて10分ほどのジャスティンさん宅へ。
ちなみにこのセイロンスターはメディアにも時折取り上げられている知る人ぞ知る有名店で、パワーストーンとしての価値も高いジュエリーが勢ぞろい。
所狭しとジュエリーが並んでいます!
種類もデザインも豊富で、見ていて飽きません♪
宝石は見ているだけで、なんだかうっとりしてしまいます。
スリランカのお茶なども置いてあります。
スリランカ産の宝石の質の良さは誰もが認めるところで、こちらのジュエリーはデザイン的にも素敵なものが多かったので、改めてショップのほうにもお邪魔したいです。
■お料理のデモンストレーションを見せてもらいました♪
閑静な住宅街に佇む素敵なお宅にお邪魔すると、ジャスティンさんと、奥さまで立体イラストレーターのカッチ (Kacchi) さん、そして小学3年生の息子さんが笑顔で迎えてくれました。
ダイニングのテーブル上にはもうすでにお料理が用意されていて、参加した皆さんからは思わず「おいしそう!」「早く食べたい!」との歓声が。
食卓にはおいしそうなお料理が並び、みんな大興奮!
でも、やっぱりお料理を作っているところも見たい!というわけで、食事を頂く前にジャスティンさんによる「野菜のサンボル」のデモンストレーションを拝見。サンボルとは和え物の総称で、毎食必ず登場してカレーやライスに添えられる、インドでいうチャツネ、日本でいうお漬物的存在、かな?使う素材は幅広いらしいですが、今回はサラダっぽいオニオンのサンボルを。
まずはじめに、グリーンチリ、玉ねぎ、トマト、パイナップルをカット。
ざくざくパイナップルを切り進めて行きます!
味付けにはレモンと塩コショウ、そしてスリランカ料理で頻繁に登場するモルディブフィッシュと言われる、鰹節状のものを使います。これを使うことでコクとうま味がアップします。
スリランカにも「モルディブフィッシュ」という鰹節があるとは!魚の旨味に期待しちゃいます。
それにしてもジャスティンさんの料理はとにかく豪快!分量も、調味料の使い方も勘と経験に基ずく目分量。包丁の入れ方もダイナミックです。
モルディブフィッシュを一握り......
レモンの酸味でとてもさわやかな仕上がりに。
そして味の要となるのがスリランカのスパイスたち。これ、ジャスティンさんが本国から運んできたオーガニックのものなんですって。匂いをかがせてもらうと......、うーん、芳しく食欲そそる香りです!
色々なスパイスを思わず揃えてみたくなりました。
調理器具ではなく手でしっかり混ぜる。どこか日本の調理にも似ていますね。
しっかり手で混ぜあわせたところで完成です!さて、デモンストレーションで作ってくれたサンボルに加え、本日頂いたメニューは以下の4品。
優しい味が後をひく「エッグライス」
炒り卵がスリランカ料理にも出てくるのが意外でした。卵が味を優しくしています。
カシューナッツと炒り卵入りの優しい味わいのご飯。各種カレーを添えていただくのが定番ですが、このまま食べてもおいしいです。
スリランカ定番の「チキンカレー」
これはもう、みんなが大好きな味です!ご飯がどんどん進んでしまいます。
スパイスとココナッツミルクでチキンを煮込んだもの。スリランカではとにかく煮込んだものは大体カレーと呼ぶみたいです。
これは作ってみたい!「豆のカレー」
豆のほくほくした食感と香ばしいスパイスの香りが相まって美味!
平べったくてオレンジ色のダール豆はスリランカではポピュラーな食材。スパイスと一緒に煮込んでマッシュ状にし、最後にオイルを加えて完成。
スパイスがしっかりの「野菜カレー」
スパイス使いを知りたくなってしまう一品です。
さまざまな野菜をスパイスで煮込んだもの。しっかり辛くておいしい!
■待ちに待った「いただきまーす」の時間♪
いよいよお待ちかねの試食タイム。おっとその前に、ジャスティンさんによる正しい食べ方レクチャーです。まずはお皿にご飯をよそい、その周りに各種カレーを盛り付けるのが基本だそう。
ジャスティンさんによる食べ方のレクチャーがありました。
スリランカ流でプレートに盛り付けます。
とても、素敵な食卓です。
そしてまずはそれぞれのカレーとご飯を混ぜて、単体の味を楽しみ、その後ぜーんぶ混ぜる、というのが定番なんですって。
そうそう、ご存じのようにスリランカでは手で食べるのが基本。ジャスティンさんに倣って、皆、手で挑戦です!当たり前ですが、ジャスティンさんの手使い (っていうのかな?)、お見事です。
手で直接カレーを食べるのって初めてだったのですが、手だからこそご飯とカレーがいい感じで混ざり、よりおいしくいただけるんだなぁって思いました。
手で、ごはんをすくい......
お口にカレーを運びます。
手で食べるのはちょっと......という方もご心配なく。スプーンも用意してくれますよ~。
ガツンとスパイスが効いていてとても辛い!だけどやみつきになってしまうほどおいしいのです。
白ワインとセイロンティもサーブしてくれて、ジャスティンさん、太っ腹!
いっぱいになったお腹に温かいお茶がじんわりと落ち着かせてくれます。
■食後はスリランカトークに花が咲く♪
お腹が落ち着いたところで、他の参加者とのおしゃべりにも花が咲きます。参加者の多くがスリランカを訪れた経験のある方。なかにははまってしまって1年間に5回訪れた、なんて女性も。そんなスリランカ好きなメンバーが集まれば、おのずとスリランカ話、海外旅行話で盛り上がります。私自身も初めて&一人参加だったのですが、初対面にもかかわらず楽しくおしゃべりができました。
食後はスリランカの話でワイワイ♪
こんな和やかムードで会が進んだのも、気さくなジャスティンさんと、スリランカのことを色々お話ししてくれた親切な奥さまのおかげ。そうそう、ダイニングのいたるところに奥さまのアート作品が飾られていて、とっても素敵でした♪
気持ちが温かくなるようなアートに囲まれて、すっかりくつろいでしまいました。
おいしくて辛い本場のお料理を楽しんだ後は、宝石占いやスリランカ旅行の思い出や、アーユルヴェーダについてなどなど、スリランカトークのネタはつきません。あっという間の2時間、いやいや実はあまりに居心地がよくて皆さん予定を過ぎて3時間くらいお邪魔してたんですが、最後まで温かくおもてなししたくれたジャスティンさんと奥さま、マーサさん、ごちそうさまでした。またぜひお邪魔させてくださいね!
今回のHIKERさん♪
Misuzuさん(40代/女性)
・職業 ライター&タイ料理教室主宰
・HIKER回数 初めて
・どんなシーンで?
金曜日のディナータイムにひとりで参加してみました!
・なんで使ったの?
半年前のスリランカ旅行で食べた本場の味をまた食べたくて♪
・コメント
ジャスティンさんが本国から持ってきたスパイスを使ったまさに本場の味!が味わえてよかったです。集まったメンバーもスリランカ好き、海外旅行好きな方々ばかりで、楽しくおいしいひと時でした。
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