【寄生獣】東出昌大が実写映画に出演 「ごちそうさん」のイメージから一転

岩明均氏の人気漫画を「永遠の0」の山崎貴監督が2部作で実写映画化する「寄生獣」(PART1が11月29日、PART2は2015年公開)の追加キャストが発表され、東出昌大(26)、浅野忠信(40)らが出演することが7月14日、わかった。
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映画「寄生獣」製作委員会

岩明均氏の人気漫画「寄生獣 」の実写映画版に、「ごちそうさん」の出演で人気を集めた東出昌大(ひがしで・まさひろ)が出演することが7月14日に発表された。これまでは実直な役柄を演じることが多かったが、今回は人間を補食する残忍な演技で大きなイメージチェンジとなる。

実写版は「永遠の0」で知られる山崎貴監督が2部作で映画化。PART1が11月29日、PART2は2015年公開される。

正体不明の生物「パラサイト」が人々の脳に寄生し体を支配していく中、主人公の泉新一(染谷将太)は、脳を支配することなく右手に宿ったパラサイト「ミギー」との共生を強いられるというストーリー。

原作の大ファンだという東出は、新一の前に現れる謎の転校生・島田秀雄を演じる。日刊スポーツなどが報じた。

東出はNHK連続テレビ小説「ごちそうさん」をはじめ純粋な男性役が多かったが、今回は人を殺しまくる残忍な役柄で新境地に挑む。「兄に勧められて原作(の漫画)を読んだ中学生の時に受けた衝撃、人間とは何かと突きつけられるような感覚が詰まってる」と話している。

(日刊スポーツ「東出昌大、純粋な役柄から一転殺しまくり」より 2014/07/15 07:38)

浅野忠信は、驚異的な身体能力を持ち主人公に立ちはだかるパラサイト・後藤を演じる。「とにかく特殊な撮影だったので新たな1歩を踏むことが出来た」と話したという。

その他に、大森南朋、北村一輝、余貴美子、ピエール瀧、新井浩文、國村隼の出演が発表された。フリーライターの倉森役の大森、不自然な笑顔を浮かべて新一とミギーの前に現れる三木役のピエール瀧、指名手配中の快楽殺人鬼・浦上役の新井も原作の大ファンだという。映画.comが3人のコメントを紹介している。

「どんな映画ができるのか、現場の段階でこんなにも想像しづらかったのは初めてかもしれません。完成を楽しみにしております」(大森)、「とにかくCGと物語のマッチングが魅力的な監督さんですから、どんな仕上がりになるのかとても楽しみです」(ピエール)、「原作への思い入れが強いし、すごく好きなキャラクターでもあるので、引っ張られすぎないように『映画は映画、漫画は漫画』という区別をつけようと監督とお話しました」(新井)

(映画.com『「寄生獣」に原作イメージ通りの豪華キャスト結集!浅野忠信、東出昌大ら』より 2014/07/15 05:00)

新一の右腕に寄生する「ミギー」を誰が演じているかは、後日発表されるという。テレビアニメも2014年秋、日本テレビで放送予定。

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