林家木久扇さん、喉頭がんで休養 「笑点」は代役立てず

人気落語家の林家木久扇さん(76)は7月21日、初期の喉頭がんであることを所属事務所を通じて公表した。すべての仕事を休んで放射線治療に専念する。
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時事通信社

人気落語家の林家木久扇(きくおう)さん(76)は7月21日、初期の喉頭がんであることを所属事務所を通じて公表した。すべての仕事を休んで放射線治療に専念する。時事ドットコムなどが報じた。

今月初めから喉に違和感があり、声が出にくい状態だったため、精密検査を受けたところ、初期の喉頭がんと診断されたという。放射線治療に約1カ月半かかる見通しで、復帰は秋の予定。

日本テレビによると、出演番組の「笑点」は今月27日から10月12

日の放送分まで木久扇さん不在で放送する。代役を立てる予定はないという。

(時事ドットコム「林家木久扇さん、喉頭がんで休養」より 2014/07/21 17:05)

木久扇さんは自身のホームページに「より一層おもしろくなって皆様の前に帰ってまいりますので、それまでお休みをいただきたく思っております」とのコメントを発表した。

木久扇さんは林家木久蔵の名で長く活躍し、2007年に木久扇に改名。「木久蔵ラーメン」でも知られている。

サンスポによると、喉頭がんは、のどの声帯を中心に発生するがん。患者の90%以上が喫煙者で、非喫煙者に比べて約20倍のリスクがあるとされる。のどを酷使する職業にも多い。音楽プロデューサー、つんく♂(45)も治療に専念し休業中という。

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