クリスマス、子供たちはサンタにプレゼントのお願いをする。 しかし彼らは、もらうよりもあげる方が幸せだと知っているようだ。
アメリカのケーブルテレビ「UPtv」 は、NPO「ボーイズ・アンド・ガールズ・クラブ」アトランタ支部に通う低所得の家庭の子供たちに、クリスマスに何が欲しいかを尋ねた。子供たちが挙げたのは、レゴや、Xbox360、バービーの家だ。その後、今度は両親が何を欲しがっているかを尋ねると、コーヒーメーカーや宝石、新しいテレビだと答えた。
質問の後、自分が欲しかった物と、両親が欲しがっている物の両方がサプライズでプレゼントされた。しかし喜んだのもつかの間、2つのうち、どちらかを選ばなければいけないと告げられた。
子供たちはどちらを選んだのだろう。UPtvによると、参加した子供の80%が両親へのプレゼントを選んだ。
両親へのプレゼントを選んだ男の子の1人はこう答えている。「レゴは大切なものじゃないもの。大切なのは家族だよ。レゴやおもちゃよりずっと大事。だから家族を選ぶんだ」
別の男の子はこう話している。「両親はいつも僕の面倒をみてくれるし、色々してくれる。お返しをしなきゃ」
ママがプレゼントを受け取れなくなるのなら、自分のはいらないと答えた女の子は「ママは病気のとき看病してくれるし、宿題も見てくれる」と感謝を口にしている。
最後には、全ての子供が両方のプレゼントを受け取った。しかし両親も子供たちも、プレゼントがもらえることを知らなかった。動画からわかるように、彼らは涙を浮かべて心からプレゼントに感謝していた。
この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。
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