【結いの党】江田新党に「期待しない」6割以上

「結いの党」には期待しない――。江田憲司議員らが12月18日に設立予定とされている新党に、「期待しない」とする人が6割を超えていることがわかった。
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時事通信社

「結いの党」には期待しない――。

江田憲司議員らが12月18日に設立予定とされている新党に、「期待しない」とする人が6割を超えていることがわかった。MSN産経ニュースが報じた。

産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)の合同世論調査によると、新党に「期待しない」が66.2%に上り、「期待する」の28.7%を大きく上回った。(中略)調査では比例当選者が離党した場合は「議席を返還すべきだ」が72.5%に上っており、江田氏らのアピールがどこまで世論に届くかは不透明だ。

(MSN産経ニュース「【本社・FNN調査】18日設立の江田新党「期待しない」66% 泥仕合に視線冷ややか」より 2013/12/16 15:47)

江田氏ら14人は、新党の設立に合わせて国会内で新しい会派を結成するため、16日に衆参両院事務局に会派離脱届けを提出している。しかし会派離脱届けは通常、議員本人ではなく会派の代表が議長に届けることが慣例となっているため、その場での受理はされなかった。また、みんなの党の渡辺喜美代表も、江田氏らの会派離脱には反対している。

渡辺喜美代表は、江田氏を除く比例代表選出の13人の会派離脱を認めない方針で、「比例議員が新党に参加しても失職しない制度はおかしい」などとして、公選法改正案を提出する考えも示している。

(カナロコ「江田氏ら会派離脱届 渡辺みんな代表は認めぬ方針」より 2013/12/17)

江田氏らが18日に立ち上げるとされる新党の政党名は、政界再編の結び目になるという意味で「結いの党」が有力となっている。江田氏は会派離脱届の提出について、自身のFacebookで次のように述べている。

今日、衆参の事務総長、議事課長に、「会派離脱届」を出してきました。

 

先にアップしたとおり、国会は「会派単位」に活動が認められており、新党を結成しても、今のみんなの党会派にいる以上、来年の通常国会の代表質問や予算委の質疑に立てない可能性が高いからです。

 

先の衆・議院運営委員会では、「会派離脱は本人の意思を尊重する」ことが決定されたので、その「意思」を明確にするため、今回の行動となった次第です。

 

事務総長のお話が興味深かったです。「国会法では会派という概念がない。あくまで議員個人の発言権が認められている。会派単位はあくまで国会の慣例」。そう、国会法でもその規則でもない、単なる悪しき慣習は改めていくべきでしょう。

 

今後、各方面にお願いにいきたいと思います。

 

(「江田憲司氏Facebook」より 2013/12/17 02:25)

【※】あなたは江田氏らの新党結成の動きに期待していますか。ご意見をお寄せください。

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