ISILによるテロ事件を契機に、日本国内でもイスラム教徒に対する短絡的な反発環状が芽生えています。
イスラム教ってのはそういうものじゃない!ということを、高島平で美味しいケバブを作り続けるジャファリさんに聞きに行ってみてはどうでしょう?^^
ISILによる湯川さん・後藤さん殺害は許されざる所業ですが、懸念していた通り、このテロ集団をイスラム教徒全体と同一視するという、非常に憂慮すべき誤解が、ネットを中心に少しずつ起こっているようです。
ISILと大多数のイスラム教徒は何の関係もありません。
大半の日本人はこのことを理解していると思いますが、やはり若いネットユーザーの中には、
「イスラム教はテロリスト養成宗教。国内のイスラム教徒を厳重に監視すべき」
「日本にイスラム人がいるのがおかしい。皆で協力してイスラム人を日本から追い出そう」
「チンピライスラム人は見つけ次第速攻切り捨てよう」
といった、無知から来る極論を唱える人がいるようです。
(「イスラム人」なんて呼称は存在しませんし...)
世界三大宗教のひとつですよ。
中東のみならず、世界中に大勢のイスラム教徒がいるんです。
こうした誤解をする人は少数かもしれませんが、しかし放置しておいたら「第二の在特会」になってしまうかもしれません。
彼らは要は「知らない」のです。
イスラム教とはどういうものか、日本でイスラム教徒はどういう暮らしをしているのか、ごく普通に会話をする中で知っていくことも必要ではないかと思います。
■まずは話をしてみよう! 美味しいケバブを食べてイスラムの話を聞こう
幸い高島平には、身近にイスラムの話をしてくれる人がいます。
高島平駅を西口に出て、パチンココトブキの向かい。
日本ケバブグランプリ3位の店。
「ローシャン・ドネルケバブ」のマスター、ジャファリ・ガールデ・シャハマットさんです。
ケバブはトルコの料理ですが、ジャファリさんはイラン人。
もちろん、日本語は堪能です。
何と言っても、ジャファリさんの作るケバブが美味い!
このジューシーさは、他店とは一線を画します。
そして、ジャファリさんとぜひ話してみてください。
こんないい人はそうはいません。
下手な日本人よりも日本のことを心配してます^^
この写真を撮るに当たって、状況を鑑み「ネットに載せても大丈夫?」と改めて聞きましたが、快く「いいよー」と言ってくれました。
「なんでも聞いて! なんでも話すよ」
美味しいケバブを食べながら楽しくおしゃべりして、イスラムへの理解を深めてはどうでしょうか?^^
Facebookグループ: ジャファリさんのケバブをもぐもぐ食べる
(2015年2月4日「中妻じょうたブログ」より転載)